ノートPCだとどうしても下を向く時間が増え、首や肩が痛くなり、その改善策としてノートPCスタンドを検討される方は多いと思います。
しかし、ノートPCスタンドは種類が多くて、選ぶのに迷いやすいアイテムです。
色々と探して行った中で、MAJEXTAND(マジェックスタンド)というのを購入しました。
マジェックスタンドは、
- 薄くて軽く持ち運びが楽
- 一体型なので無くさない、持ってくのを忘れない
- 高さ調整がしやすい
- MacBookに合うおしゃれなデザイン
と買ってよかったノートPCスタンドなので、今回はマジェックスタンドのレビューをしたいと思います。
パソコンスタンドを使う理由
ノートパソコンスタンドを使っているのは、下を向く時間を少なくし首や肩の疲れを軽減するためです。
でもそれ以外にも理由があり、やる気をあげるためという目的もあります。
じつは背筋が伸びていることとやる気は関係しているようです。
画面の位置があがれば、猫背になるのを防ぎやすくなり背筋を伸ばした状態を継続しやすいです。
背筋が伸びているとこんな良い効果もあるようです。
デスクワークが遅々として進まないとき、もしかしたらあなたは猫背になっているのかもしれない。実は背筋を伸ばしているかどうかで、脳の覚醒の度合い、処理能力が違ってくるからだ。諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀さんはこう説明する。
「背筋を伸ばすと、脳が覚醒し、情報処理に必要な短期的な記憶力などが高まります。背筋を伸ばしたことで抗重力筋が働き、覚醒に作用するノルアドレナリンが脳内に分泌されるからです」
「脳」の処理能力 上げるつもりなら「背筋」を伸ばす!
パソコンと長時間向かい合ってると、肩が丸くなり猫背になっている自分にふと気がつくことがあります。
集中力を上げる意味合いでも、なるべく猫背にならない環境づくりとして、パソコンスタンドを使うようにしています。
MAJEXTANDの良さ
マジェックスタンドを実際に使ってみてよかったなと思う点です。
マジェックスタンドのよさ
- 薄くて軽く、カバンから取り出す時に気にならない
- PCと一体になることで荷物にならない
- MacBookと相性の良いおしゃれなデザイン
ついてることを忘れるくらいの薄さ
MAJEXTANDの一番の魅力は圧倒的な薄さです。
このMAJEXTANDは厚さが、1.7mmという薄さでなおかつパソコンと一体になります。
他の記事でもよく比較されてる100円玉よりも薄いので、PCに張り付いたままの状態でも、カバンから出し入れするときに全く気になりません。
ノートパソコンスタンドってコンパクトであっても、持ち運びをするときに荷物として嵩張ってしまいます。
MAJEXTANDを取り付けた最初のころはパソコンの裏面に取り付けていたのを忘れて、使わずにいたこともあるくらい薄いです。
重さは136gあり、どうしてもパソコン自体の重さが増えます。
しかし、MAJEXTANDが薄く張り付いていることで重さが分散される為か、重さは感じづらいと思います。
パソコンと一体になるのがいい
薄くて軽いから実現できることですが、パソコンにスタンドが張り付いたままというのは、じつはとても便利なんです。
一体型になることの何が便利かというと、
- パソコンスタンドを設置する手間が少ない
- 実質的に荷物が増えたことにならない
というメリットがあります。
パソコンと一体にならない、普通のパソコンスタンドだと、作業開始までの工程が、
パソコンとスタンドを別々にすると…
- パソコンを取り出す
- スタンドを取り出す
- スタンドを設置する
- パソコンを設置する
- 作業を開始
という流れになりますが、MAJEXTANDなら、
- パソコンを取り出す
- スタンドを広げて
- パソコンを設置
- 作業開始!
と、毎回、パソコンスタンドを別に取り出し、カバンにしまうという工程がなくなります。
この差は地味ですが、日々の積み重ねで考えるととても大きいです。
また、パソコンとスタンドが別になっていると、パソコンスタンドを取り出そうとした時に、
えーっと、パソコンスタンドはどこにしまったっけ…?
ってカバンの中を漁るという無駄も出てくるかもしれません。
しかし、パソコンにスタンドが初めからくっ付いていれば、カバンの中からPCスタンドを探すという手間がなくなります。
また一体型であることで、本当はモノがひとつ増えているはずなのに、実質的に増えていない点もミニマリストであるぼくとしてはグッドですね。
MacBookに合わせたおしゃれなデザインと色展開
MAJEXTANDはMacBook向けに作られたこともあり、色合いもMacBookのアルミのデザインに違和感なく溶け込んでいて、とても合っています。
色展開も6種類と、MacBookに合わせた展開になっています。
MAJEXTANDのイマイチな点
MAJEXTANDはとくに大きな不満はなしですが、イマイチに感じる点はあります。
マジェックスタンドのいまいちな点
- 高い
- 貼り直しが難しい
値段は高め
約7,000円近くするので、他の2、3,000円代の携帯型パソコンスタンドに比べるとだいぶ高いです。
悩む金額でした。
しかし、持ち運びのしやすさや使い勝手、デザインの良さを考えると、この金額を出しても個人的には満足のいく買い物でした。
貼り直しがしづらい
マジェックスタンドはPCにかなり強力に貼ることになるので、一度貼ってしまうと貼り直しをするのが困難です。というか一度貼ると基本的に後戻りできないです。
なので、一度仮止めをして、位置を決めてから貼ると失敗せずにうまく貼れると思います。
自己流ですが、上手く貼れる方法についてはのちほどお伝えします。
MAJEXTANDの肝心の使い心地
肝心のMAJEXTANDの使い心地に関してですが、高さ調整はスムーズに行うことができ、またタイピング時にガタガタせず、特に気になることなく作業できてます。
安定感や手首の疲れは?
MacBookを直に机に置くことに比べたら、スタンドで支えている分どっしりとした安定感は損なわれてしまいます。
しかし頼りない感じはなく、しっかりと作業できてます。
手首への疲れは、MAJEXTANDを長時間(5-6時間)使っていても、とくに感じることはありません。
ただ、疲れの感じ方は個人差による部分が大きいでしょう。
MAJEXTANDはスムーズに高さ調整可能
MAJEXTANDは6段階の高さ調整ができ、高さ調整はスムーズに行えます。
自分は一番低くするか、もしくは一番高くするかのどちらかで使用することが多いです。
一番低いとき
高さが一番低い状態なら、問題なくタイピングやトラックパッドの操作ができます。
ほぼこの角度でしか使わないですね。
見た目的には不安定な感じがありますが、意外と倒れないです。
倒れるとすれば、パソコンより重たい力で何かがぶつかるとか、画面上部を強く押してしまうとか。
何もしなければ倒れないと思いますが、他人がいるスペースでは倒される心配が十分にあるので、席を外すときはPCを閉じて倒されないようにしています。
一番高くしたとき
一番高くして使用する時は、動画を観るといったキーボードを操作しない使い方が向いてます。
この角度でPC作業をする人はあまりいないと思いますが、作業するなら別途でキーボードやマウスを用意する必要がありますね。
そして、さすがにこの角度はすごく不安定で後ろに倒れやすいです。
手を軽くぶつけただけでも倒れてしまう恐れがあるので、この角度で使用するときは壁を背にして置くなど注意が必要となります。
MAJEXTANDを貼る作業はコツがいる⁉︎
MAJEXTANDをパソコンに貼り付ける作業に一番気を使いました。
メーカーの推奨する位置は説明書に記載されています。
養生テープで仮止めしながら試した
家に養生テープがあったので、仮止めして使い勝手を試しながら貼る位置を決めました。
メーカーが推奨する位置も下の写真のあたりだったはず…、説明書は捨てちゃいました。
良さそうな位置をきめたら、養生テープ(マスキングテープでもいいと思います。)で目印をつけて貼ったらうまく貼れました。
養生テープだと、剥がしやすく跡が残らないので、仮止めや目印として使うのによかったです。
このMAJEXTANDの貼り方はメーカー推奨でもなんでもないので、ご参考程度にどうぞ。
ゴム足の貼り付け
MAJEXTANDがいくら極薄とはいっても、スタンドを折りたたんだ状態で机に置くとパソコン本体がすこし浮くのでガタつきが起きます。
なので、ガタつき防止用のゴム足が付属されてます。
このゴム足をしっかりと貼ることで、ガタつきがおさまりました。
とくに下部分の長細いゴム足は、MacBookから気持ちはみ出るような感じで貼ったら、パソコンが滑らなくなりました。
最後に
以上、おすすめのノートPCスタンド、『MAJEXTAND』についてでした。
ノートパソコンで作業するときには、なるべく疲れない環境で作業したいので、パソコンスタンドは必須かなと個人的に思ってます。
とくに、ノマドワークで色々な場所で作業をするなら、パソコンスタンドの携帯性と安定性は重要視する部分でしょう。
マジェックスタンドはMacBook向けに作られてはいますが、Windowsノートでも使われている方はいらっしゃるようです。
パソコンスタンドは種類が多いので、選ぶのに迷いやすいですが、MAJEXTANDは買って正解でした!