メルカリでの出品経験は10件ほど。そんな中、一度あったプチトラブルをきっかけに、もうメルカリを使うのはやめようと思った話です。
結果的に事務局を通じて取引は完了となりましたが、1万円にも満たない販売利益のために、モヤモヤとした時間を過ごすことになりました。
この記事では、
- メルカリで起きたプチトラブル
- プチトラブルを通じてメルカリについて思ったこと
- 今後の買い物について
を記しています。
今回の話はメルカリでよくあるトラブルのようなので、ご参考になれば幸いです。
怪しく感じた購入者からの取引

なかなか売れなくて苦労した商品がやっと売れたので、どんな人が取引してくれたのかと期待してプロフィールを確認したら、
- プロフィール写真なし
- プロフィール文なし
- 本人確認なし
- ユーザーネームなし
- 出品経験なし
- 購入コメントなし
嬉しく思ったのも束の間、購入者のプロフィールを見てめちゃくちゃ怪しい奴じゃん…と思いました。笑
その購入者の唯一の安心な点は、購入取引が1件だけあり、評価が「良かった」になっていたことくらいです。
もちろんプロフィールの設定や購入コメントは任意なので、プロフィールに何もなくても、購入者はルールに則って取引をしてくれています。
でも、リアルの店舗で例えるなら、フルフェイスのヘルメットを被った顔の見えないお客さんに無言でレジに立たれるようなものじゃありませんか??
初めての経験だったのでかなり警戒しました。笑
メルカリはあくまで個人間の取引なので、もう少し人柄の感じられるプロフィールにして欲しいのが正直な気持ちです。
ネットで調べてみると、プロフィールも何も設定してないユーザーは稀にいるらしく、無事に取引を終えている例もあるようなので、あまり心配する必要はないようです。
とはいえ、ちゃんと取引をしてくれるか心配な相手でもあります。
しかし、取引が発生したら怪しさを感じても、基本的には出品物を送るしかありません。傷の確認など証拠となる写真を多めに取っておいて商品を送ることにしました。
それに、万が一トラブルになっても、痛手にならない金額であったことも取引を続けた理由です。
いつまで経っても受け取り評価がされない

相手に商品が届いたあとに僕の嫌な予感は当たります。
商品を送る前に、購入者が大丈夫そうな人かを確認する意味も込め、「これから送りますがよいですか?」とメッセージをしました。
その日のうちに返信があったので、心配するまでもなかったかと少し安心して商品を送ったのですが、商品到着後に予想通りというか受け取り評価がありません。
受け取り評価がされないトラブルはメルカリではあるあるのトラブルのようです。
相手に商品が届いているはずなので、受け取り評価の依頼をメッセージしましたが、いつまでも返信がありません。
もし商品が届いていなかったり不具合があるなら、相手から何らかの連絡があるはずです。
メルカリには発送通知から9日過ぎれば自動で取引完了する仕組みがあります。なので、仕方なく自動取引完了を待つことにしました。
しかし、9日過ぎてもなぜか自動取引が成立しません。
理由がわからず事務局へ問い合わせたら、「購入者に受け取り評価をするようにメッセージしたから、もう2日待って」という返信がありました。笑
「いやいや、もう受け取り評価の期限は過ぎてるし、さらに2日間も延ばされる理由もよくわからんし、なんだこの対応は?」と思いましたが、購入者にも何かの事情があるかもしれないと、言われた通りもう2日待ちました。
しかし、やはり2日待っても購入者からの連絡は一切なく再び事務局へ問い合わせ、やっと取引が完了するという流れでした。
今回の件は、
- 売上利益はちゃんと入ったし、そもそも取引してもらっている
- 購入者は初心者で評価を知らないだけの可能性もある
- 取られた手間は事務局へ問い合わせだけだった
ので、トラブルと呼ぶほどでもなかったかもしれません。
とはいえ、2週間近くもモヤモヤとした時間を過ごしたので、こういう気を揉む取引はもうしたくないです。
メルカリは購入者を選ぶことができない

メルカリでトラブルを避ける1番の方法は、トラブルを起こしそうなユーザーと取引をしないことですが、メルカリは出品者は選べても購入者を選ぶことが基本的にできないです。
もちろんクレームを出されるような出品はしない前提ですが、出品する側としては細かなことを言ってこない、スマートに購入してくれる人と取引したいのが本音です。
メルカリを始めたての頃に無用なトラブルを避けたくて、プロフィール写真がなかったり、本人確認してない人とは取引できない設定にしようと思いましたが、特定の購入者を除外する設定がメルカリはできません。
「購入されました」の通知が来て、初めて誰が購入してくれたのかが分かるわけですが、購入者のプロフィールを見て、主観で怪しいと思っただけでは一方的に取引をキャンセルできない仕組みになっています。
取引をキャンセルするためには正当な理由を述べて、相手の同意が必要になってきます。
メルカリからすれば、販売手数料の元になっているのは購入者の購入金なわけですから、購入者が選べない仕組みは当然の仕組みと言えると思います。
購入者が買いやすい状況をつくることがメルカリの売り上げに繋がるわけで、出品者に購入者を自由に選べるような仕組みを作ってしまうと、取引が減って企業の売り上げが下がってしまいます。
最低限の登録さえしておけばアカウントが作れて、自由に買い物ができるようにしておいた方が、利益につながりやすいという考えなんだと思います。
メルカリは「気になる」が多く時間が取られる

メルカリには販売利益が1,000円以下になるようなら出品しないようにしてました。
1,000円だとランチ代くらいの少額ですが、少額でも出品した以上はちゃんと相手に届けないとならないです。
一度出品してしまうと、売れたか?がどうしても気になって、メルカリを頻繁に覗いてしまいます。この時間が結構無駄に感じてしまいます。
それに、コメントも来るので対応するわけですが、買う気ありと見せかけて質問だけしてくる人とか、少額取引なのに100円値下げして欲しいとか、メルカリには色んな人がいます。
最初は丁寧に対応してましたが、返事が来なかったりすると気を揉むだけなので、メルカリはこういう場所なんだと割り切り、最後の方は無茶な値下げコメントとか意味わからんコメントする人は完全に無視していました。笑
僕はせっかちなので、出品したら早いうちに売り切りたいです。
なので、出品後の反応悪かったら写真や説明文を変えたりしてなんとか売りますが、手間かけた割にはこの金額か…とちょっとがっかりした出品もあります。
取引相手とのやり取りとか、出品の手間とか全部ひっくるめて楽しめる人でないと、メルカリは向いてないと思います。
出品後の反応が気になってしょうがないので、僕にはメルカリはあまり向いていないと思いました。
フリマアプリは今後も使いたいが面倒は避けられない

フリマアプリはとても便利なものだし、誰かの不要なものを必要な人に届けられる素晴らしい仕組みだと思っています。
しかし、今回の僕のケースだと不安を感じながらの取引だったのは間違いないし、プラットフォーム側はもうちょっと購入者に対して取引の敷居を上げてもいいのでは?と思いました。
もちろん出品者側にも悪い奴がいて、購入者が騙されるケースが多いことも知っています。
いつまでも発送しなかったり、偽物を送りつけたりなど、ネットで調べればメルカリのトラブルはたくさん出て来ます。
プラットフォーム側も安心・安全な取引を謳うのであれば、場を提供する立場として取引にもう少し介入しても良いのではないか?とも思います。
今後も気持ちとしてはフリマアプリはどんどん活用していきたいです。なぜなら多くの利用者はちゃんと取引してくれるからです。
でもメルカリを利用している限り、出品者も購入者も一定の割合でトラブルに遭いそうなので、改善されるまで今後の使用は控えたいと思いました。(最近、少しづつ改善されているようです。)
そりゃ利用者が2000万人もいれば変な人もいるし、個々のトラブルの対応も簡単にはいかないよね。
いまのところ、大手リサイクルショップに持ち込んだ方が、安い買取になりますが早くストレスなく不用品を売却できます。
あとから売りたくなるような無駄な買い物をしない

今回のメルカリでのプチトラブルを機にひとつの結論を出しました。
あとからフリマアプリやリサイクルショップで売りたくなってしまうような買い物を今後しないようにすることです。
しかし、買い物は失敗することも多々あり、無駄なものを買わないって現実的にはなかなか難しいことでもあります。
僕はものを増やしたくないので買い物にはかなり慎重で何日も考えてからやっと買うタイプです。
でも、今まで試したことのない物を買うときは慎重に買ったつもりでも、使った経験自体がないので無駄な買い物に終わってしまうことはよくあります。
そこで、フリマアプリがとても役に立つわけです。
ああ、失敗したって買い物でも、フリマアプリのおかげで誰かの役に立つわけですから。
例えばこの間、骨伝導のイヤホンが気になって試しに買ってみたのですが、安いのを買ってしまい失敗に終わりました。
失敗した骨伝導のイヤホンは捨ててしまったのですが、何万もするイヤホンを買ってたら、捨てようという発想にはならなかった思います。
だからといって、後からフリマアプリで売ればいいやという甘えた気持ちで買ったものほどなかなか売れないんですよね…。笑
なので、今回のメルカリのプチトラブルを機に、今後はフリマアプリに甘えた買い物は改めようという結論に至りました。
おしまい。