部屋の温度を下げている要因と思われる窓枠に隙間テープを貼ってみた話です。
窓からの寒さ対策として、窓ガラスにプチプチを貼ったこともあるのですが、暖かくなるにつれ窓の見た目が嫌になり剥がしてしまいました。
窓にプチプチはかなり効果の高い寒さ対策だと思いますが、やはり見た目が悪いです。
そしてまた冬になり、プチプチを剥がさない方がよかったと少し後悔しながらも、今度は試しに隙間テープを貼ってみること。
プチプチに比べたら窓の見た目もすっきるするし、いづれにせよエアコンは使うことになるので、隙間テープで電気代の節約につながれば!と期待を込めます。

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寒さの原因!鉄骨造は気密性が低い

今住んでる賃貸は築古の鉄骨造アパートであるためか、気密性があまりよくないです。
なので、夏は暑く冬は寒いという外の気温の影響を受けやすい部屋になっています。
「鉄骨造 気密性」で検索してみたら、なんと木造よりも鉄骨造の方が気密性が低いらしい…。
実際のところ、昔住んでた木造のアパートに比べたら冬の部屋の寒さは全然マシなレベルあるとはいえ、鉄筋造のマンションに比べると少し寒いです。
そして寒さは窓からやってくる
部屋の寒さの要因はいくつかありますが、約5割は窓から熱が奪われていくことにあります。(ジェミニ調べ。)
なので、外の気温の影響を受けない為には、部屋の気密性を上げないと根本的な解決にならないと薄々感じながらも、窓際にホームセンターで買ってきた断熱ボードを設置し、寒さを誤魔化してました。
断熱ボードはこれはこれで効果があり足元に冷たい空気が来なくなります。
しかし、寒さ対策としてもう一工夫したく、窓に隙間テープを貼ることに。隙間テープを貼ることで、部屋の気密性が上がることに期待です。
選んだ隙間テープは特殊発泡ゴムのやつ

ということで、「さて、隙間テープは何を選べば良いのか?」と調べていたのですが、YouTubeで紹介されてた特殊発泡ゴムの隙間テープにすることに。
特殊発泡ゴムのテープは、防音や防水目的で使われているみたいで、Amazonでも職人さんと思われる人のレビューも多く、評価が高いテープとなっています。
ゴムと聞くと硬い素材を思い浮かべますが、届いた物を実際に触ってみると、ぺしゃっと潰れるくらい柔らかく、その割にはしっかり弾力もあり、すかすかなスポンジより密度があります。
取り付ける前から、窓サッシに負荷が少なく、でもしっかりと隙間を塞いでくれそうという期待が持てました。
隙間テープとはいえ素材選びをしっかりしたのは、賃貸なので窓を壊さないようにしたいからです。
その前に隙間風が本当にあるか?

隙間テープを買う前に調べろよという話ではあるのですが、そもそも隙間風がなかったら隙間テープを貼っても効果をあまり期待できないです。
そこで、適当にちぎったトイレットペーパーを窓の隙間に近づけることで、本当に隙間風があるか調べてみました。ところがペーパーが揺れるほどの隙間風はありません。
「隙間テープはあまり効果ないか?」と薄々感じながらも、隙間テープを貼ってみることにしました。
隙間テープをさっそく貼ってみる

2mの隙間テープはたまたm窓枠のサイズと合っていて、切らずにそのまま窓枠に貼っていきました。
一応窓枠の汚れを取り除き、少しづつ剥がしながら上から貼っていきます。重力に逆らわずに、上から貼る方が貼りやすいと思います。
貼るだけなので誰にでもできるDIYです。

窓の締まりがキツいので貼り直し

窓の片側にテープを貼り終わったところで、窓の開け閉めを試してみました。
柔らかい特殊発泡ゴムのおかげか開け閉めは問題ないのですが、とはいえ少しは窓枠にえいきょうしているようで、鍵の締まりが少しキツくなってます。
ということで、隙間風も防ぎつつなおかつ鍵をかけるのにも影響しないように、1mmくらい窓の内側にテープを貼り直しました。
貼り直したら、今度は鍵もスムーズに回るようになりました。とはいえ、隙間テープを貼ってない時に比べたら、鍵をかけるのに引っかかる感じが若干あります。
まあ、壊れない程度の引っ掛かりだと判断したので、これで良しとし、反対側にも同じ要領で貼っていきました。
本当は、窓と窓の間にも隙間テープを貼った方が良さそうですが、開け閉めに大きく影響すると思い、隙間テープは両サイドだけにしました。
やってみて分かったことは、隙間テープできっちり隙間を埋めるよりは、隙間風が抑えらる範囲で緩めの位置がよいと思います。
隙間テープで窓が壊れてしまっては元も子もないですから。
では隙間テープの実際の効果は?

最初に言い訳をさせてもらいますと、隙間テープを貼る前のデータを何も記録していないので、隙間テープを貼った効果は肌感になります。
実際に感じる効果としては、「ん?寒さは少しマシになった?」という感じです。
でも、一応簡単に外と部屋との気温差を調べてみました。
12月下旬。この日の13時の室温は16.3℃。外気温は晴れで16℃です。外との気温差はあまりないです。
もちろんエアコンは使用せず、温度計(置き時計)は同じ場所で気温差を測っていきます。
| 時間 | 室温 | 外気温(ヤフー天気) | 気温差 |
| 13:29 | 16.3℃ | 16℃(晴れ) | +0.3 |
| 14:34 | 17.1℃ | 16℃(くもり) | +1.1 |
| 15:34 | 16.6℃ | 14℃(くもり) | +2.6 |
| 17:04 | 16.9℃ | 12℃(くもり) | +4.9 |
日の入りの17時くらいまで、外の気温は少しづつ下がりながらも、室温は16℃くらいで保たれています。
期待としては、隙間テープを貼ったことで1度でも部屋の温度があがれば御の字です。
しかし、隙間テープをしてもあまり効果を感じなかったことも分かり、計測は17時で終了。
寒くなったのでエアコンをつけましたが、やはりあまり隙間テープをしたことによるエアコンの効き具合はいつもと変わりませんでした。
経験から窓の寒さ対策の優先順位
窓際の寒さ対策の効果は、経験上プチプチを窓に貼るのが一番効果があると思います。
面積の広い窓ガラス自体をプチプチで封印してしまうのが、費用をあまりかけずに効果を期待できる窓際の寒さ対策です。
次に同じくらい効果を感じるのが窓際に置く断熱ボードです。(きしらいふ調べ)
窓際に断熱ボードを設置すると下に降りてくる冷たい空気を遮断してくれるので、さらなる効果が期待できます。
断熱ボードの設置のコツは窓との設置面に隙間を作らずに設置することです。より効果があります。
と同時に、隙間テープに関しては、明らかに隙間風がある窓であれば、効果を発揮すると思われます。
寒さ対策順位
- 窓に貼るプチプチ▶︎費用対効果大
- 窓際に置く断熱ボード
- 隙間風があれば隙間テープ
の順です。
あと、意外と見落としがちなのが窓枠の素材です。アルミサッシの窓は熱が伝わりやすく、部屋を冷やす要因になっています。
アルミサッシを断熱するシートもあるので、使ってみるのも手かもしれません。
部屋が暖かいと心に余裕がでる
以上、窓の寒さ対策として隙間テープを貼ってみた話でした。
ですが、僕の部屋のようにそもそも隙間風があまりない窓だと貼らないよりはマシという感じです。
それに、窓は空気を入れ替えるためでもあるので、換気ができるようにしておく必要もあります。
とはいえ、部屋が暖かいとメンタル的にもよいので、窓からの寒さ対策は何かしらやった方がいいと思います。
