以前から行ってみたいと思っていた国、タイ。
- 一年の半分はタイで生活に憧れている!
- バンコクってどんな雰囲気なのか?
- 仮に移住するとしたら本当に生活できそうか?
を観光しながらこの目で確かめてみたいと思いました。
7日間の旅。4日目の様子はこちらをどうぞ!
5日目はアユタヤを目指す
タイの一人旅、5日目はアユタヤを目指しました。
アユタヤはバンコク中心部から北に約60kmほど離れたタイの中部にある古都で、世界遺産にも登録されているそうです。
と偉そうに説明してみましたが、じつはアユタヤのことをよく分かっていません。
見てみたい寺院はあるのですが、なんとなく観光地だからという理由で行ってみることにしました。
1350年にウートン王によって建都されてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市です。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地形は水運に恵まれ、17世紀はじめにはヨーロッパと東アジアを結ぶ国際貿易都市として繁栄しました。その都市計画や中央集権制度、国際貿易振興といった近代国家の基盤は、その後のバンコク王朝にも受け継がれています。苔むした仏塔のチェディ、悠然と横たわる涅槃像、素晴らしい建築美を誇る歴代王の離宮、かつて栄華を極めた古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街・アユタヤ。現代にその当時の姿をつたえる荘厳な遺跡群は歴史公園として整備され、1991年にユネスコ世界遺産にも登録されました。
amazing THAILAND アユヤタ
アユタヤまでは国鉄を使った
アユタヤへの行き方は、パッケージツアーに申し込んで行くこともできますが、今回の旅ではツアーは使わないという自分ルールを設定したので、電車で自力で向かいます。
その方が圧倒的に安上がりなのと、自由度が高いのも理由のひとつです。
アユタヤまでの行き方
アユタヤまでは国鉄を利用しました。
- バンコク市内からMRTフアランポーン駅に向い、
- 直結している国鉄フアランポーン駅から国鉄アユタヤ駅まで向かう
というシンプルな行き方です。
ほかにもアユタヤに向かう方法はあり、
- タクシー
- ロットゥー
を使って向かう行き方もあるようですね。
ロットゥーについては、『【ミニマリスト】タイのバンコクへ一人旅!ピンクガネーシャを求めて!【ワット・サマーン・ラッタナーラーム】〜3日目〜』でも触れているので、よかったら読んでみてください。
バンコクの玄関、国鉄フアランポーン駅
ここが国鉄フアランポーン駅の入口です。
国鉄とMRTのフアランポーン駅は繋がっています。中に入ると大きなロビーになっていて、チケットカウンターがありました。
自動発券機は見当たらず窓口のみの対応となっているようで、なんか国鉄っぽい雰囲気?を感じます。BTSやMRTとは違い、全体的に歴史を感じる駅のデザインになっていました。
全体的に広く綺麗で、ちょっとした飲食店もありましたよ。
そしてこちらがプラットホーム。
ホームの高さが地面と同じで、電車を見上げる感覚を味わえました。国鉄のフワラポーン駅はバンコクの玄関駅とも言われるくらい大きな駅で、国鉄の発着駅になります。
国鉄の良さは圧倒的な安さ
行きのチケットは奮発して特急券を買いました。
なるべく早い時間に現地に着いて、暗くなる前にバンコクに戻りたかったからです。
特急券だと、指定席のエアコン付きの車両になり、なおかつ時間の短縮になり快適です。
値段は345バーツかかりました。60kmの距離を特急で1260円くらいで行けるのは安いですよね。
ちなみに帰りは普通列車で帰りましたが、値段はなんと15バーツ。60円くらい。やすー!です。
普通列車だと時間がかかるのと、自由席になるので、窮屈な思いをすることになりますが、国鉄のメリットは圧倒的な安さです。
行きは普通、帰りは特急のほうがよいかも
今考えると、体力のある行きの時に普通列車でアユタヤに向かい、帰りは疲れているので奮発して特急でバンコクへ戻るのがベストだったなと思います。
どのホームから乗るのかが分かりづらい
発車時刻と行き先から何番のホームから乗るのかを判断しますが、どのホームから乗るのかすごく分かりづらいです。
駅員さんにチケット見せて、どこから乗るのかを聞いた方が早くて確実でした。
電車内でプチトラブル発生
トラブルというか、電車内でおそらく熱中症になってしまった方がいて電車が途中の駅で止まってしまいました。
救急車の手配やら何やらで…。
このこと自体は仕方のないことなのですが、問題だったのはタイ語のアナウンスだけなので、最初は事態が全く飲み込めなかったことです。
なんでずっと電車が止まっているのか?なんで電車を乗り換えるのか?全く分からず、ちょっと焦りました。
電車の乗り換えは、もしかしたら別の理由だったのかもしれませんが、いずれにしても異国の地のまったく分からない場所に降ろされて、言葉も通じない状況というのはかなり焦りますね。
とりあえず、周りの人に話しかけまくり状況を理解しました。笑
タイの人は基本親切
タイ語は全く話せませんでしたが、タイの人は基本親切なので、片言の英語やジェスチャーを交えたりしながら話しかけたら、今の状況を教えてくれました。
向こうも身振り手振りで一生懸命教えてくれようとします。
コップンカー!
ちなみに、タイでは地方に行けば行くほど英語が通じなくなるのと、タイにいるのだからタイ語で話しかけたほうがよいのですが、比較的若い人を捕まえれば英語が通じる確率が高かったです。
そして、なんとかアユタヤに到着。
フアランポーン駅を8:30に出発して、アユタヤには10:00前には着く予定だったのですが、実際に着いたのは11:30。笑
予定通りに行かない。これぞ旅ですね。
国鉄は時間どおりに着かない
途中の電車の遅延も重なりこの時間になりましたが、そもそも国鉄自体が時間にかなりルーズなようです。
遅延が起きる前からすでに電車は遅れていたので、遅延のトラブルがなくてもたぶん時間通り着いてなかったでしょう。笑
なので、もし国鉄で旅する場合は時間にめちゃくちゃ余裕を持たせた方が良いでしょう。それか、遅れてもいいように別の交通手段をあらかじめ考えておくか。
そして、アユタヤの駅は綺麗で落ち着いた雰囲気でした。想像してたのより良かったです。
アユタヤに着いたら最初に川を渡る
現地についたらレンタサイクルを借りる予定ですが、駅を降りてすぐのレンタルバイク屋さんでは借りませんでした。
まず最初に渡し船に乗り、川を渡ります。
理由は、アユタヤの寺院をめぐるには、一度川を渡らないとなりません。川を渡る前に自転車を借りてしまうと、自転車で橋まで遠回りをして、川を越える必要が出てくるからです。
なので、アユタヤ駅を降りたらすぐに見える最初のレンタルバイク屋はスルーしました。
その奥にある渡し船にまず乗ります。
アユタヤの駅を降りて最初に目に入る道を200mほど真っ直ぐ進むと、渡し船乗り場があります。
渡し船に乗る
まっすぐ進んでいくと突き当たりに渡し船乗り場が見えてきました。カウンターのおばちゃんにいうと渡し船に乗れます。片道10バーツです。
そして、川を渡り終えた先で自転車を借りました。
自転車をレンタル
自転車は1日50バーツで借りることが出来ました。
借りる時にパスポートのコピーが必要になってきます。
コピーのためとはいえ、パスポートを店のおじちゃんに渡すのにためらいがあったので、自分はパスポートとは別にあらかじめ用意していたコピーを渡しました。
ちなみに渡したコピーは、自転車返却時にちゃんと返してもらえましたよ。
最初にパーレックで腹ごしらえ
無事、アユタヤに着き、自転車をゲットして、さあ観光と行きたいところですが、お腹が空いているので最初に食事をすることに。
ここは『パーレック』というお店で、アユタヤ観光のときにみんなが立ち寄る有名なお店なのだとか。
メニューが読めなかったのと、注文がうまく伝わってなかったのとで、同じ料理が2つきちゃいました。笑
でも、めちゃ美味しかったのと安かったので良しとします。(合計57バーツ。)
まずはワット・マハタートを目指す!
アユタヤで最初に行きたかったのは、『ワット・マハタート』です。
拝観料は50バーツ。
アユタヤといえば、『ワット・マハタート』と言われるくらい、ほとんどの人が訪れる寺院と言われています。
ワット・マハタートは鳥のさえずりの聞こえる静かな空間で、アニメのラピュタを連想させるような場所でした。
中に入るとワット・マハタートの象徴ともいえる、これまた有名な仏頭がありました。
落とされた仏頭の下から木が生えて、絡みつきながら現在の姿になったとか。偶然とはいえ仏頭が真っ直ぐ立ってるのがすごいですよね。
一緒に写真を撮る時は、仏頭より自分の頭が上の位置にあると失礼にあたるということで、仏頭より自分の頭が下になるようにとの注意書きがあります。
気をつけて写真を撮りましょう。
観光するなら事前に知識が必要
ワット・マハタートというかアユタヤは予備知識なくても楽しめる場所ではあります。
しかし、実際に訪れてみて思ったのは、ワット・マハタートは何故こうなってしまったのか?という前提の知識があったほうが、寺院の見方が変わり、より魅力を感じることができると思いました。
なので、訪れる際は最低限の基礎知識は勉強しておいた方がよいと思います。
現地で案内ガイドがいるときもあるようなので、深く知りたい方は申し込んでみても良いと思います。
あの有名ゲームのモデルとなった⁉︎『ワット・ロカヤスタ』
つぎに向かったのが『ワット・ロカヤスタ』。
ここが実は今回アユタヤに来た1番の目的と言っても過言ではないでしょう。
拝観料は無料。
どうです?この寝転んだ大仏の姿。なにか見覚えがありませんか?
ワット・ロカヤスタは、男性だったら知ってる人が多い、あの有名な格闘ゲーム『ストリートファイター2』のサガットのステージのモデルとなったところと言われています。(※公式な情報ではなく、あくまで噂。)
気になる人は、『ワット・ロカヤスタ スト2』でググってみましょう!
まあ、ここに着いた時は汗だくだったのと、暑さで意識もうろうという状態で、「おお!ここがサガットのステージか!」と感動に浸る余裕はありませんでした。笑
ちなみにワット・ロカヤスタには目の前に小さな売店があったので、小休憩できます。ドリンクは観光地価格だったけど。笑
エレファントキャンプもあった
アユタヤを散策していると象を見かけることがありました。
近くにエレファントキャンプがあります。
アユタヤでは象に乗る体験もできるのは知っていたのですが、一人で乗るのもなんだかなーと思い、けっきょく乗りませんでした。
せっかくだから乗っておけばよかった!
アユタヤの自転車観光は暑さとの戦いだった
とまあ、アユタヤを自転車で周りましたが、アユタヤ観光で行ってみた寺院は実はこの2つだけです。
2つしかまわれなかった理由は、めちゃくちゃバテたからです。
もちろんアユタヤには、ほかにもたくさんの寺院があり、寺院以外の観光スポットもあります。
予定では自転車を漕ぎながらアユタヤの寺院を色々と周るつもりでした。実際に自転車で自由に走り、途中迷いながらもアユタヤの景色を楽しむことができました。
しかし、自転車での観光には限界がありました。
自転車でアユタヤを周るならしっかりと計画を立て、効率的に行かないと疲れるし、なによりタイの暑さにやられて体力の消耗が激しいです。
時期を考えても雨に降られてしまう可能性もありました。
自転車での観光はだいたい2時間が限度ですね…。
アユタヤ周辺のセブンの場所は押さえておく
最初に紹介し忘れましたが、アユタヤの駅近くにセブンイレブンがあります。
店の前で野良犬が寝てましたけど。笑
もしアユタヤ観光に行くなら、セブンイレブンの位置は押さえておいた方がよいと思いました。
セブンは駅近く以外にもあるようですが、自転車だといざ寄ろうとしたとき一苦労です。必要なものはここであらかじめ買っておいた方がよいかもしれません。
とくにドリンクや補給食を購入しておくことは超大事です!
自分は観光が終わったあとのヘトヘトの状態でここに寄ったのですが、最初にここで準備しておけば、バテずにもう少しアユタヤ観光を楽しめたかもしれません。
バンコクに戻った
とまあ、アユタヤ観光は暑さにやられましたが、フワランポーンには夕方には戻ってこれました。
帰りのアユタヤからの出発時間は遅れていたのですが、なぜかバンコクへは予定のダイヤ通りに着きました。笑
この日は、自転車で走り回ったことや、電車に長時間乗っていたこともあり、めちゃくちゃ疲れました。
夜手前にホテルになんとかたどり着きましたが、なにもする気力が起きず。笑
夕飯はホテル近くのお店で
なんだかんだで昼飯をちゃんと食べてないのもあり、なんとか起き上がり前日に目星をつけておいたお店に夕飯を食べに行きました。
前日に行った『P.Kitchen』の左隣りのお店だったのですが、Googleマップには表示されないお店だったので店名が分からずです。
またもやグリーンカレー。笑
野菜の具がたっぷり入っていて、とってもヘルシー。疲れをとるにはもってこいかも。
この日はシンハーではなく、チャーンというビールを一緒に頂きましたとさ。(合計220バーツ)
6日目に続く。