以前から行ってみたいと思っていた国、タイ。
- 一年の半分はタイで生活に憧れている!
- バンコクってどんな雰囲気なのか?
- 仮に移住するとしたら本当に生活できそうか?
を観光しながらこの目で確かめてみたいと思いました。
7日間の旅。5日目の様子はこちらをどうぞ!
午前はPCR検査から
タイのバンコクの旅、6日目。
7日間の旅はいよいよ終盤へと差し掛かってきました。
この日はチャオプラヤ川周辺の観光スポットを船でめぐる予定ですが、その前にやらなければならないことがあります。
それはPCR検査です。
日本に帰国する際の条件として、陰性の証明書を提出しないとなりません。というわけで、あらかじめ予約を入れておいた病院へとやってきました。(※タイ入国の際はワクチン接種など一定の条件を満たしている人は日本でのPCR検査は不要でした。)
ここは『MEDCONSULT CLINIC』という病院で、タイ旅行系のブログやYouTubeでおすすめの病院として紹介されていました。
おすすめポイントは、検査費用が安いことですね。
他の病院の価格を詳しく調べた訳ではありませんが、ここでは1,500バーツ、日本円にして約5,000円で検査を受けることができます。
おそらくバンコク市内でもっとも安い部類で、なおかつ信頼のできる病院だと思います。自分以外にも日本人旅行者と思われる人が検査を受けに来ていました。
検査の予約は簡単
検査の予約はタイに来てからでも間に合うとは思いますが、自分はタイに来る前に行いました。予約が取れなくて、現地で焦ることのないようになるべく早めに予約をしたほうが良いと思います。
予約の仕方はとても簡単でした!
予約サイトはタイ語もしくは英語表記ではありますが、ブラウザの翻訳機能を使いながら行えば問題なく予約できると思いますよ。
30分とかからず終了
PCR検査は初めて受けましたが、鼻に綿棒を入れられるのはなんとも言えないですね。笑
検査は導線にそって流れ作業でパッパと行われます。
所要時間は15分くらいで、病院に着いてから出るまでの時間は30分もかかりませんでした。
検査結果はすぐに来た
ちなみ検査結果は翌日ということでしたが、この日の午後にはメールで届きました。
結果は陰性。
タイ出国時に英語の証明書が必要で、PDFがメールで送られてきますが、『not detected』と表記されていれば『negative』ということで陰性です。
あとから自分で陰性と記入できる紙の証明書も検査終了の時に一緒にもらえましたが、自分で記入できるものが証明になるのか不安だったので、帰りの空港でのチェックインの時にはメールで添付されたPDFも一緒に見せた気がします。
チェックイン時の細かい流れは忘れてしまいましたが…。
病院内ではポップスが流れていた笑
タイの病院では音楽が流れていたことにちょっと驚きました。歯医者で流れているようなリラックスできるクラッシックではなく、アップテンポなポップスですね。笑
もしかしたら、この病院が特別だったのかもしれないので他の病院では音楽は流れていないのかも知れませんが、日本だと病院内でテレビは見れても音楽を流してるところって無いですよね。
チャオプラヤ川を目指します!
さて、病院での検査も終わり今日の旅はここからが本番です。
今日はチャオプラヤ川をフェリーで巡ります。
チャオプラヤ川というと地理の時間にも習う世界的に有名な川だと思います。都心部を流れる大きな川って、文明というか文化を感じることができる気がして、チャオプラヤ川は行ってみたいと思っていました。
決して綺麗な川とは言えないけれど、かといって思っていたほど汚れてはいなかったという印象でした。
チャオプラヤ川の周辺には観光の名所が多くあり、どう回ろうかなと考えましたが、下流から上流へ一度向かい、川を下りながら各観光名所を回るというルートにしました。
チャオプラヤ川ツーリストボート
川巡りには『チャオプラヤ川ツーリストボート』というのを利用することにしました。
乗り場は複数あるのですが、今回は下流の方にある『サトーン』という船着場から乗ります。
サトーンは『サパーンタークシン』というBTS駅の近くにあります。そこから歩いてすぐの場所にあり、案内板もあるので迷わずに辿り着けるでしょう。
フェリー乗り場に到着
チケットは1日フリーパスで150バーツ。約600円くらいなのでこの値段で船旅が1日楽しめるのなら十分に安いです。
船には1階席と2階席があり、解放感を楽しみたいのもあって、最初は2階から景色を満喫していました。まあ、暑すぎですぐに1階席に避難したんですけどね。笑
2階席の写真を見るとお分かりになると思いますが、上流に向かう途中に大きなショッピングモールが見えました。ハイブランド品の看板が目立ち、タイの経済的な勢いを感じます。笑
このショッピングモールは午後に寄ってみましたのでのちほど。
荘厳なワット・アルン
最上流ではないのですが、ワット・アルンのある船着場で最初に降りました。
昼間でも重厚感があり船上からでも十分に見応えがあります。夜はライトアップされてさらに見映えのするポイントとなっているようですね。
今まで見たタイの寺院とはちょっと雰囲気が違っていて、西洋的なデザインという印象を受けました。
船から降りてすぐのワットアルンの敷地内に入っていきます。拝観料は100バーツです。
船から見えたの雰囲気と違い、毎回同じ感想ですが近くで見るとやっぱ大きいですね。
タイの建築様式
今まで見てきたタイの寺院で共通しているのは、
- 見上げるくらい大きな仏像、建物が多い
- 建物は四角錐のものが多い
という印象です。
だからなんだ?と言われたら、それだけなんですけが。笑
建物は中腹まで上がることができました。
タイの建築様式について詳しく知りたい方は下のサイトが参考になると思います。
タイの建築 寺院や宮殿を見るときはここに注目!様式別見どころまとめ
建物には入口みたいのがなかったと思うので、中には入ることができないようです。実際はどうなんだろう?
ワット・ポーはワット・アルンの対岸にある
本来ならワット・アルンを見た後は、対岸にあるワット・ポーへ渡し船を使って向かうのがスムーズな流れになるはずでした。
しかし、ワット・ポーのある対岸には戻りのツーリストボートで行けると勘違いし、一度ワット・アルンから離れてしまいました。
ター・マハラートでひと休憩
ワット・アルンを離れたあとは、さらに上流に向かい『ター・マハラート』というところで降りました。
外観の写真を撮り忘れちゃったんですけど、ター・マハラートはショッピングモールです。午前中は病院へ行っていたのもあり、ここに着いた頃には正午をまわっていました。
というわけで、ター・マハラートでお昼休憩をとることにしました。
周辺を少しお散歩
昼ごはん前にショッピングモールから繋がっていた小さな露店が並ぶ狭い路地を散策してみましたが、路地を抜けるといきなり街中の風景が現れて面白かったです。
THE COFFEE CLUBでお昼ご飯
再びター・マハラートに戻り『THE COFFEE CLUB』でお昼ご飯をとることにしました。
このコーヒクラブはオーストラリア発祥のチェーン店ということですが、日本はまだ未進出ということで、せっかくなので入ってみました。
ローカルフードの扱いもあるようで食べたのはガパオライス。
価格は屋台と比べたら高く150バーツ。屋台と違い店内はとても綺麗ですが、味はまあ普通でした。
他にアイスカフェオレも頼んだので合計270バーツでした。約1,080円くらいなので日本のチェーン店と変わらない価格といったところでしょうか。
日本にはないお店だったからという理由もありますが、チェーン店に入ったのはエアコンの効いた部屋で涼むという目的もあります。
タイの旅において、なるべくエアコンの効いた場所で休憩を取ることは最重要ですね。
とにかく暑さ対策が大事です。
昼ごはんのあとはワット・ポーを目指す
昼ごはんのあとに川の地図を眺めこれからのアクションプランを考えました。
もう上流の方まで来ていたので、ここからまた下流へと戻ることにしました。
最初に行き損ねたワット・ポーを目指すことにしたので、再びワット・アルンのある船着場まで戻りました。
そして、ワット・アルンの船着場に着いたあと、徒歩1分くらいで川の対岸まで渡るための船着場に到着しました。なんで最初に気が付かなかったんだろう?笑
対岸までの渡し船は片道5バーツで乗れます。
ワット・ポーはワット・アルンのように船着場を降りたら降りたら目の前にある訳ではなく街中を少し歩きます。
ワット・ポーまでは渡し船を降りてから15分くらい歩きました。
途中で小学生くらいの子供たちがたくさんいるエリアを最初に見かけたのですが、そこはワット・ポーの正式な入り口ではないようなので行く時は気をつけましょう。
そして、ワット・ポーへと到着しました。
ワット・ポーの横たわる黄金の大仏
ワット・ポーの拝観料は200バーツでした。
ワットポーの中は上の写真のような感じなのですが、観光客のお目当てはやっぱり横たわる黄金の大仏です。
僕も大仏を真っ先に探しましたが、中をうろついているとそれらしき建物を発見。
入口の前に門番らしき猫がいましたが、仮に門番だとしたらやる気なしですね。笑
大きな大仏と言いたくなる
建物の中に入るとガイドブックで見たあの大仏がおられました。
写真じゃ分かりづらいんですが実際に見るととても大きいです。やっぱ写真だと迫力を伝えるのが難しいですね。
建物内では間近に見ることになるので、さらに迫力を感じるのかもしれません。
「大きな大仏!」って言いたくなります。頭痛が痛いくらい変な日本語ですが大きな大仏です。笑
5日目に行ったワット・ロカヤスタのときもそうだったんですけど、なんで大仏が横たわっているのか不思議に思いませんか?
大仏が横たわっているのには理由があるそうで、これは入滅(死ぬこと)を意味しているのだとか。
タイでは横になって寝ている状態の仏像をよく見ます。これはリラックスしている状態を表現したのではなく、「入滅(釈迦・菩薩・高僧などが死ぬこと)」の様子を表しています。
タイの仏像はなぜ寝ているの?
ワット・ポーの108個の鉢とコイン
大仏の裏側へ回ると鉢がずらーっと並べられており、この鉢にコインを落としている人たちがいました。
これは一体なんだろうと思って調べたら、この並べられた鉢は108個あり、コインを落としていくと煩悩が消えるのだとか。
そういえば除夜の鐘も108回鳴らしますが、人間は108個の煩悩があるといわれていますね。
1回20バーツですることができました。
1つの鉢に1つのコイン
自分はコインがちょうど108個あるとは知らずに、最初の鉢のほうで2、3個づつ入れてたら途中から足りないことに気がつき、最後の鉢までコインを入れ切ることができませんでした。笑
1個の鉢に1個のコインを落とすというルールだったようです。
でもまあ少しは煩悩が消えたかな。笑
タイの寺院で見かける水飲み場
余談ですが、タイの寺院には写真のような冷たい水が出てくる補給場所を見かけることがありました。
ペットボトルの水を持ち歩いててもすぐに切らしてしまうので、こういった水の補給場所はありがたいですね。しかも出て来る水が冷たいって最高!
旅の間は水分補給には気をつけました。
アイコンサイアムでショッピング?
ワット・ポーを見て周り、つぎの目的地は冒頭で紹介したショッピングモールの『アイコンサイアム』としました。
正直、この時は暑いのと旅の疲れが溜まってるのとで、体を休ませたい気持ちだったので、寺院めぐるよりも冷房の効いた建物にとりあえず逃げたかったです。笑
タイは大型のショッピングモールが多かったので、ショッピングモール巡りも悪くないですね。
中の様子はとくに写真にとりませんでしたが、とにかく広いのとエレベーターが複雑に入り組んでいたりと、日本のイオンモールのような細長いショッピングモールとは造りがちょっと違っています。
建物の中を歩いているだけでも楽しいですね。
とくに買い物はしませんでしたが、ショッピングモール内にはユニクロやH&Mなど日本でもおなじみのファストファッションブランドを見かけました。
ここにもCafe Amazonがあったので、アイスコーヒーココナッツミルクを飲んでずっと涼んでいました。笑
出発地に戻りチャオプラヤ巡りは終了
休憩を終えてアイコンサイアムを出る頃にはもうフェリーの最終便の時間でした。
というわけで、出発地のサパーンタークシンに戻りチャオプラヤ川を巡る旅は終了となりました。
今日のルートを振り返ると以下のような感じです。1日で全部を回るのはさすがに無理ですね。次来る時はナイトクルージングで楽しんでみたいです。
サパーンタークシンに戻った頃は夕方6時前で、まだ全然明るかったので橋を渡ってみたりして駅の周辺を適当に歩いてみました。
橋の上から眺めるチャオプラヤ川もすごく良きですね。この川を中心にバンコクの文化は栄えていったんでしょうね。
ホテルへ戻り
そして、夜にはホテルに戻ることができ、そのまま夕食へと向かいました。
疲れていて新しい店を開拓する気力なし。笑
旅の4日目に見つけたホテル近くの『P.kitchen』にてレッドカレーをいただきました。安定の美味しさでした。
もちろんシンハーも忘れずにね。
7日目(最終日)へとつづく。