部屋の温度を下げている要因と思われる窓枠に隙間テープを貼ってみた話です。
窓の寒さ対策として窓ガラスにプチプチを貼ったこともあるのですが、暖かくなるにつれ窓の見た目が嫌になり剥がしてしまいました。
また冬になり、剥がさない方がよかったと少し後悔しながらも、今度は試しに隙間テープを貼ってみること。
エアコンは我慢したくないので、電気代の節約につながれば安い投資になりそうです。
結論
- 効果▶︎貼らないよりは多少マシになった
- 所要時間▶︎20分
- 費用▶︎隙間テープ2本で約600円
鉄骨造は木造よりも気密性が低い?
今住んでる部屋は気密性があまりよくありません。
なので、夏は蒸し暑く冬は寒いという家にいながらにして外の気分を味わえる素敵な部屋になっています。
「鉄骨造 気密性」で検索してみたら、なんと木造よりも鉄骨造の方が気密性が低いらしい…。
昔住んでた木造のアパートに比べたら全然マシなレベルあるとはいえ、この記事を書いている冬の時期は朝と夜のエアコンが必須な環境です。
やはり多少家賃は上がっても鉄筋コンクリート造の部屋しか勝たんと身をもって感じているのでした。笑
窓際にホームセンターで買ってきた断熱ボードをすでに設置していて、これはこれで効果があり足元に冷たい空気が来なくなりました。
しかし、寒さ対策としてもう一工夫したく窓に隙間テープを貼ることにしました。
選んだ隙間テープ
隙間テープはYouTubeで紹介してたこれにしました。
アマゾンリンク>>日東 発泡シール材 エプトシーラー No.686 5mm×10mm×2m ブラック
選んだ理由は、
- 安くて良さげ
- Amazonでベストセラー1位だった
- 柔らか素材で窓の開け閉めに影響なさそう
- 剥がしたあとの原状回復もしやすそう
という理由で選びました。
触ると分かるのですが、隙間を防いでくれる特殊発泡ゴムというのが、ぺしゃっと潰れるくらいとても柔らかい割にしっかり弾力もあります。
無理なく、かつしっかりと隙間を塞いでくれそうです。
窓用の隙間テープというよりは防音や防水目的でも使われているみたいで、職人さんと思われる方のレビューも多く、評価が高いテープとなっています。
賃貸なので窓を壊さないようにDIYしたいです。
そもそも隙間風があるのか?
最初にそもそも隙間風がなかったら貼ってもあまり効果がないかもしれないです。
適当にちぎったトイレットペーパーを窓の隙間に近づけてみましたが、隙間風で揺れてる気配がありません。
窓からくる寒さは隙間風もあるのですが、アルミサッシも寒さの原因と言われています。
アルミサッシは熱伝導率が高いので外の気温の影響を受けやすいそうです。触らなくても分かるくらいアルミサッシ自体から冷たい熱が伝わってきます。
あまり効果ないか?と薄々感じながらも隙間テープを貼ってみることにしました。
隙間テープをさっそく貼ってみる
隙間テープはもともと2mの長さなので、切らずにそのまま窓枠に貼っていきました。
貼るだけなので誰にでもできるDIYです。
一応窓枠の汚れを取り除き、剥離紙を少しづつ剥がしながら上から貼っていきます。
長さの帳尻を合わせておけば上から貼る方が貼りやすいと思います。
窓の締まりがキツいので貼り直し
片側の窓に貼り終わったところで、試しに窓を閉めてみたら窓を閉めること自体は問題ないのですが、鍵の締まりが少しキツいです。
ということで1mmくらい窓の中央側に貼り直しました。
貼り直したら鍵もスムーズに回るようになりましたが、隙間テープを貼ってない時に比べたら若干引っかかる感じはあります。
壊れない程度の引っ掛かりだと判断してますが、この辺のジャッジは個人によって変わってくると思うので、自己責任で行いましょう。
端っこギリギリで貼るとキツくなって窓の開け閉めに影響がでやすいので、貼る位置は隙間風が抑えられれば緩めの位置がよいかもしれません。
反対側の窓も同じ要領で貼っていきました。
ちなみに、開け閉めに大きく影響すると思い、窓と窓の間には隙間テープは貼っていません。
隙間テープの実際の効果は?
最初に言い訳をさせてもらいますと、比較対象になるデータを何も記録していないので隙間テープの効果は肌感になります。(すみません。)
実際の肌感としては、ん?少しマシになったかな?という感じです。
12月下旬。
この日の13時の室温は16.3℃。ヤフー天気は晴れで16℃です。外との気温差はあまりないです。
かなりいい加減なデータではありますがまとめてみました。エアコンは使用せず、温度計(時計)の設置場所は同じ場所で測ってます。
時間 | 室温 | 外気温(ヤフー天気) | 気温差 |
13:29 | 16.3℃ | 16℃(晴れ) | +0.3 |
14:34 | 17.1℃ | 16℃(くもり) | +1.1 |
15:34 | 16.6℃ | 14℃(くもり) | +2.6 |
17:04 | 16.9℃ | 12℃(くもり) | +4.9 |
ご覧の通り、外の気温は下がっていますが、室温は16℃くらいで保たれています。
しかし、計測は17時でやめました。
理由は、数字上の室温の変化はないのですが、体感的に寒くなってきたのでエアコンをつけることにしたからです。
なので、隙間テープを貼った効果はやはりちょっとマシになったかな?くらいでした。
窓の寒さ対策の優先順位
以上、窓の寒さ対策として隙間テープを貼ってみた話でした。
窓際の寒さ対策の効果は、経験上プチプチを窓に貼るのが一番効果があると思います。次に同じくらい効果を感じるのが窓際に置く断熱ボードです。
寒さ対策順位
- 窓に貼るプチプチ
- 窓際に置く断熱ボード
- 隙間風があれば隙間テープ
の順です。
面積の広い窓ガラス自体をプチプチで封印してしまうのが、費用をあまりかけずに効果を期待できる寒さ対策です。
そして、ダメ押しで窓際に断熱ボードを設置すると下に降りてくる冷たい空気を遮断してくれるので、さらなる効果が期待できます。
断熱ボードは窓との設置面に隙間を作らずにくっつけるとより効果があるそうです。隙間があるとやはりそこから冷気が漏れるからです。
また、今回試した隙間テープに関しては、明らかに隙間風が吹いてくる窓であれば隙間テープは効果を発揮すると思われます。
ですが、僕の部屋のように隙間風があまりない窓だと貼らないよりはマシという感じです。