ミニマリストなら収納のない部屋に住める?
ミニマリストの部屋選びには、
- 狭くても大丈夫!
- 収納もあまりいらない!
というメリットがあるのですが、収納の全くない部屋を選んで失敗しました。笑
その人の持ち物の量によりますが、ミニマリストだからといって収納なさすぎの部屋はやめた方がよいと思います。
自分の失敗談からミニマリストでもこんな部屋を選ぼうというのをまとめてみました。
記事の信用性
- 筆者は賃貸に関して専門家でもなんでもない単なる素人
- 引っ越し経験はシェアハウス含め8回
- 実際の経験談から執筆
最低限の収納は必要
都心部に近いのに家賃が安いって理由で、狭く収納のまったくない部屋に引っ越したのですが、
「収納めちゃくちゃいるじゃん!」
という当たり前の事実に気がつきました。笑
都心部だと、収納を減らすことで部屋の面積を確保している物件を安い賃貸だとよく見かけます。
よく見かけるのがシューズボックスとクローゼットのない部屋。
ミニマリストだと極狭物件に住んでる人はけっこういると思うのですが、狭くてもなるべく収納のある部屋をなるべく選んだ方が良いと思いました。
最初は収納がなくても「おれはミニマリストだから余裕!」とかって思ってたんですが、収納がないとめちゃくちゃ不便です。笑
住む前に気がつけよ!笑
シューズボックス
靴の数が少なくてもシューズボックスはあった方がよいです。
シューズボックスがあれば、靴以外にも
- 靴の手入れグッズ
- 掃除用品
など細々としたものを隠して収納することができます。
たとえ物の数が少なくても、出しっぱなしだと、見栄えが悪く、基本的に隠しておいた方がよいです。
引っ越した当初は、
- スニーカー
- 革靴
- サンダル
- レインシューズ
の4足しかなかったので、内見したときに「Amazonでシューズラックでも買えばいいか!」くらいに考えていました。
しかし、シューズボックスがない物件なので玄関は当然狭いです。
狭い玄関にぴったり収まるようなちょうど良いシューズラックなど売ってなく、しばらく靴の置き場に困っていました。笑
今は100均で買ってきた段ボールの箱を積み重ねて、シューズボックス代わりにしています。
クローゼット
クローゼットもあった方がよいです。
洗濯機置き場の上に突っ張り棒を使うことができそうだったので、「クローゼットなくても大丈夫かな」って思ったのですが、
突っ張り棒は、
- 少ないとはいえ全部の服を引っ掛けるには弱すぎる
- 突っ張り棒が落ちないように補強をする必要も出てくる
と洗濯物を干すくらいないのならよいですが、夏はまだしも冬服は重さもあるので、突っ張り棒だけでは耐久力が弱すぎます。
結局ニトリで安いハンガーラックを購入しました。笑
ニトリは好きだけど、いらない買い物だった。笑
隠す収納があれば狭すぎでも問題ない
住んでる人が満足なら極狭物件でもまったく問題ないと思ってます。
ただやっぱり、細々としたものを隠せる収納があったほうが、スッキリ感がでて毎日気持ちよく過ごせます。
個人的には部屋の広さは6畳くらいは必要で、物少なくすっきり暮らすのがよいと思います。
ストレッチや筋トレなど、ちょっとした運動ができる広さはあった方がいいです。
シェアハウスに住んでた頃は、個室にベット、机、ハンガーラック、冷蔵庫が備え付けの部屋でしたが、残ったスペースは1人がやっと歩けるくらいでした。
自分の部屋に窮屈さを感じたら、広いリビングに逃げられたので問題なかったですが、狭すぎるとストレッチや筋トレをしたくてもやりづらく、動きも制限されてしまいます。
できれば鉄筋の物件
家賃が高くなることがデメリットですが、選ぶなら鉄筋か鉄骨鉄筋がおすすめです。
鉄筋や鉄骨鉄筋はすごくざっくりいうと部屋と部屋の間にコンクリートが使われている物件です。
木造、鉄骨の賃貸と比べたら、
- 遮音性が高い
- 1年を通じて部屋の温度差が少ない
場合が多いです。
鉄筋、鉄骨と似ててややこしいですね。
遮音性は家賃が上がってでも求めた方がよく、となりの話し声がわかるということはこちらの話し声も相手に伝わっているということです。
気にしない人はよいですが、となりの生活音が分かるのはかなりストレスになります。
基本的には鉄筋の賃貸を選んだ方がよいです。
鉄骨、木造のデメリット
今の賃貸は鉄骨ですが、建物の見た目が鉄筋っぽかったのであまり気にせず契約しました。
鉄骨も鉄筋もあまり変わらないと思ってたのですが、鉄骨はけっこう隣の生活音が分かる…。笑
あとから不動産屋さんに聞いたら、鉄筋はとなりの部屋との壁にもコンクリートが使われているので、遮音性が高いらしいですが、鉄骨に関してはとなりの部屋との壁に基準がないらしく、スカスカだと木造とそこまで変わらないのだとか。
木造のアパートにも住んだことがありますが、隣の生活音が丸分かりで、夏は暑すぎで冬はとにかく寒くて床も冷たすぎでした。
不動産屋さんいわく、となりの部屋と隣接してない物件なら、木造、鉄骨でもとなりの生活音が気にならないみたいです。
北向き物件は本当によくない?
北向きの物件に住んでますが、洗濯物を外に干さないのであれば、家賃が安くなるので北向きの物件はありだと思ってます。
- 隣の壁からの反射光で部屋は明るい場合も
- 部屋に入る紫外線量が少ない(と思う)
北向き物件は日光が少ないから不人気だと思いますが、都内のごちゃごちゃした環境なら隣の建物の反射光で夕方まで明るい場合があります。
紫外線量は分からないですが、もろに日光が差し込んでくる部屋に比べたら少ない?と思ってます。
部屋の中が夏に暑すぎたり冬に寒すぎたりするのは、間取りによる日差しの影響もありますが、建物の構造による部分も大きいと思います。木造か鉄筋かなど。
北向きだからといって、そこまでデメリットではない印象です。むしろ人によってはメリットでは。
家賃と相談しながら
街全体が自分の部屋
っていう考え方がミニマリストにはあると思います。
たとえば近所のスーパーが冷蔵庫代わりだから、食材をストックせずに必要になったらすぐ買いに行けるように、スーパーに近い方がよいという考え方です。
都心に近いところは、
- 生活が便利
- 娯楽も多い
- 仕事が多い
- 選択肢が多い
- 飽きない
という理由で住む人が多いと思います。(迷いも誘惑も多いですけど…。)ミニマリストにとっては住みやすい環境です。
しかし、生活に便利な都心部で自分の希望する物件に住もうとすると、場所によってはめちゃ狭いワンルームでも2桁の金額になります。
毎月の固定費で2桁万円は全然無理だ…。笑
それでも便利な場所で安い物件はありますが、安いには安いなりの理由がちゃんとあります。
自分のように便利なところに住みたい!けど安いところがいい!という人は、デメリットを受け入れた部屋選びをする必要があります。
ゆずれない条件をリストアップして家賃と相談しながら部屋を選ぶとよいと思いました。