シェアハウスに住んでよかったことはなに?
ミニマリストとシェアハウスの相性ってどうなの?の記事でシェアハウスについて書いたのですが、デメリットのみを伝える記事になってしまったので、シェアハウスに住んでよかったことも書こうと思いました。
シェアハウスに住んでよかったなと思うことももちろんありました。
自分のシェアハウス経験は以下の通りです。
シェアハウス経験
- 3人ほどの小さなシェアハウス(約1年)
- 30人を超える大きなシェアハウス(2年)
記事の内容は全てのシェアハウスに当てはまるわけではなく、筆者の少ない経験からくるものですが、みなさまの参考になればと思います。
シェアハウスに住もうと検討している方は読んでみてください。
光熱費、通信費を気にしなくて良い
自分が住んだシェアハウスは両方とも完全個室タイプで、
- ネットは使い放題
- 光熱費は毎月固定
でした。
だいたいどこのシェアウスも上記の2つの費用は家賃に含まれると思います。
賃貸ならネットの通信費は固定でも、自分で契約しなければならなかったり、光熱費も使ったら使った分だけ支払うことになります。
シェアハウスなら光熱費と通信費を毎月の家賃と一緒に払うので、月の支出の計算はしやすいと思います。
電気を使わない月は割高になりますが、夏場や冬場はエアコンをガンガン使っても料金は変わらないのが良い点でした。(もちろん無駄に使ったりはしなかったですが。)
ハウスキーパーがいると掃除、備品補充をしなくて良い
ハウスキーパーさんがいるシェアハウスだと、シャワー室やキッチン、リビングなどの共有部の掃除をする必要がありません。
水回りの掃除をする必要がないのはめちゃくちゃ快適です。
もちろん、自分の部屋は自分で掃除をする必要があります。リビングやトイレの掃除、ゴミ袋の交換、トイレットペーパーの補充、といった日常生活を快適に送る上で必要な掃除を自分でする必要がないのは想像以上のメリットになりました。
普通の一人暮らしだと、金銭的な負担が増えるので、家事代行を頼む人ってなかなかいないと思います。
掃除しない分の時間が浮きます。
ほぼ新築の一軒家を体験できた
シェアハウスなら、一人だと家賃が高すぎだったり、広すぎる間取りの物件に住める場合もあります。
きれいで広いリビング、お風呂
小さなシェアハウスのときは、4人以上の家族でちょうどくらいのリビングを使うことができました。
小さいといっても規模の話で、そこそこ大きな一軒家をシェアハウスにしていたので、それなりの広さがありました。そしてラッキーなことにほぼ新築に近い状態の家でした。
お風呂も2人で入っても十分くらいの広さがあったので、とくに冬場は快適に湯船につかることができました。
この時のオーナーに感謝!
広々としたリビングやお風呂のついた物件は、一人暮らしでは家賃が高すぎて住むことが難しいと思います。
眺めの良い屋上
2軒目の大所帯のシェアハウスのときは、元社員寮みたいな建物がシェアハウスだったというのもあり、屋上に自由に上がることができました。
布団を干す人もいれば、ただのんびり雑談したり。夏は花火大会を屋上から見れたり、バーベキューをしたり。
めちゃくちゃいい思い出になりました。
自分では買うのをためらう家電が使えた
この家電つかってみたいんだけど高いんだよな…。自分で使うにはオーバースペック…。
っていうあこがれの家電はありませんか?
もちろん設置されてる家電はシェアハウスによるのですが、一人暮らしでは買うのをためらってしまう家電が使えたのもよかったです。
以下は実際に使えた家電です。
- ダイソンの掃除機
- ドラム式洗濯乾燥機
- バルミューダのトースター
- デロンギのコーヒーマシン
- 大画面のテレビ
など。
たとえば、一人暮らしだと掃除機は買うことすら迷うのに、ましてや何マンもするダイソンの掃除機なんて…。
『意識高い人=ドラム式洗濯乾燥機』みたいな図式が最近ありますが、ドラム式洗濯乾燥機は高いし、試してみたいと思ってもなかなか難しい。
引越し先で設置できなかったら…。搬入、設置できる物件を選ぶことに縛られたり…。買って失敗したら最悪です。
自分はコーヒーが好きですが、本格的なコーヒーマシンを個人で所有するのはさすがにためらってしまいますよね…。
置きたくても置けない大型テレビ。映画でもスポーツ観戦でも、テレビは大型の方が迫力があってよいです。みんなでワイワイとみることができます。
これらの自分で買うのはめちゃくちゃためらう家具がシェアハウスに備え付けだったので、自由に使うことができました。
みんなと遊ぶのは楽しい!
どのシェアハウスも他人と暮らす以上トラブルは多かれ少なかれあると思いますが、やはり人がそろって何かをするのは楽しいです。
一人ではない楽しさ
自分は一人で行動することが多いほうだと思いますが、遊ぶのは誰かと一緒のほうが好きです。
食事も時にはひとりで黙々と食べたい時もありますが、雑談しながら食べるほうがやはり楽しい。シェアハウスだとなにかしらのイベントでみんなで鍋したり、焼肉したり、カードゲームしたりする機会が多かったです。
鍋とビールはみんなと一緒の方がたのしい!
みんなで割り勘できた
お金の話はシェアハウスを検討する上で大事なことだと思うのですが、旅行のレンタカー代や焼肉した時の料金をみんなで割り勘するので安く収まることも多かったです。
シェアハウスの住人で、お菓子作りが好きな人がいて試食させてもらえるなんてこともよくありました。
異性との出会いがある?
シェアハウスだと異性との出会いはあるの?
結論あると思ってます。
シェアハウスに住めば異性との出会いが必ずあるわけではもちろんないですが、出会いやすい環境にあると思います。
自分は出会いはありませんでしたが…。笑
同じ住人同士で実際に付き合ってる人たちもいましたし、以前住んでいた住人同士が結婚したという話もありました。
すっぴんだったり寝起きだったり、お互いの素の状態を見せる機会がシェアハウスだと多いことや、一緒に鍋したり旅行に行ったりすることで、お互いの人柄を知りやすい環境だと思います。
逆に、自分の素を出しすぎて恋愛に結びつかない、もしくは仮に付き合ったとしても別れたあとも一緒に住み続ける気まずさというデメリットもあると思います。笑
ちょっとしたことなら周りが助けてくれる
暮らしの中のちょっとした困りごと。
大前提として普段から他の住人とのコミュニケーションがないと難しいですが、シェアハウスだと他の住人が助けてくれたり、逆に手を貸してあげたりなんてことができます。
持ってないもの貸したり借りたり
ああ指切った、絆創膏誰か持ってないかな…。
上記は例であげたのですが、たいして困らないけど、今の時間わざわざ絆創膏を買いに行くのも…。
ってときに周りの住人に聞くと、「わたし持ってるから使っていいよ。」って助けてもらえる機会が多かったです。
逆に、なにか重たそうにしてたら手伝ってあげたりとお互いちょっとした助け合いがしやすい環境でした。
一人暮らしだと隣の住人に、「ちょっと醤油借りれます?」なんて今の時代聞けないですよね。笑
そもそもどんな住人が隣に住んでるのかもわからない場合もあります。
体の具合が悪い時も
体調が悪くて、すぐそこのスーパーにすら行けないときに誰かが代わりに行ってくれるなんてこともありました。
自分はおかげさまで、お世話になることはありませんでしたが、具合がわるい時に誰かがいる安心感があります。
よい家に住みたいと思わなくなる
これはシェアハウスに住んでよかったこと話がそれますが、自分がミニマリストだからかもしれません。
いや、もちろん新しい、最新設備の世間的にいわゆる良い家といわれるような部屋に住みたいです。
でも、新築とか、設備がよいというハード面に以前ほどこだわりがなくなりました。
つまりどうゆうことかというと、快適につかえるなら古くてもいいじゃん!ちゃんとつかえればいいじゃん!って考えを自分の中で持つようになりました。
かつては築浅物件にこだわってましたが、たとえ古い建物だったとしても、作りがしっかりしてる、きれいにしていることの方が重要に思います。
個人的に今現在、部屋選びで重要視するのは、立地、壁がしっかりしている(鉄筋)を最優先で選びます。
在宅ワークメインの方だと、立地よりも快適に仕事するために建物のスペックを重要視したほうがよいかもしれませんね。
シェアハウスは住む目的が大事
今回はシェアハウスに住んでよかったこと8つについて書きました。
同じ物事でも人によってメリットに感じる部分もあれば、その人には合わない面も何かしらあると思います。
個人的にシェアハウスは安いからという理由だけではあまりおすすめしません。どうしてシェアハウスに住みたいのかという理由をはっきりさせた方がよいと思っています。
はっきりさせた上で「安く住んで貯金したい!」だったらありかもしれません。以下の記事にはシェアハウスに住んで感じたデメリットも書いてますので、よかったら読んでみてくださいね。