今更ですが、トラックボールマウスを使い始めました。
トラックボールは慣れが必要だと聞いてましたが、とくにカーソル移動に不便を感じることはなく、すんなり使うことができました。
今回はアップル純正のマジックマウスから、ロジクールのトラックボールマウスに切り替えてみた話です。

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ミニマリストだけどマウスを使っている理由

マウスを変えた話をする前に、何度かブログで書いているのですが、目のために画面との距離を遠ざけたいので、ノートパソコンでも外部キーボードを使っています。
それにノートパソコンスタンドで高さを出しているのもあり、家で作業する時のみマウスを使っています。
マジックマウス自体に不満はない

マジックマウス自体には何の不満もないです。あえて不満点をいうなら、ライトニングケーブルであることと、充電の時に裏返さないとならないことくらいです。
アップル純正なのでもちろんMacBookとの相性はよく、MacBook側のトラックパッドできることはマジックマウスでもだいたいできます。
その上、軽くて小さいから取り回しもいいです。マジックマウスはミニマリスト的に大きな不満なしです。
ではトラックボールマウスをなぜ使いたかったか?

だから、別にマウスを乗り換える必要はなかったわけですが、わざわざ変えよう思ったのには理由があります。
最近、長時間のマウスの使用で手の付け根あたりが痛くなってきたからです。マウスを握っている時の支点となる箇所が痛くなってきました。
それなら手首の下にクッション的なものを敷けばよいだけの話ですが、「もしかしたら手首を少し斜めに構えるトラックボールマウスなら痛みの軽減になるのでは?」と考えました。
あと、単純にトラックボールマウスを試してみたかったというのも大きな理由です。
変えるにあたってトラックボールマウスに求めていた機能

マウスを変えるにあたって、マジックマウスで出来ていたことは、トラックボールマウスに切り替えても、なるべくできるようにしたかったです。
- 仮装デスクトップの切り替え
- ブラウザの戻る/進む
- 快適なスクロール
の3つです。
基本的な操作はキーボード側でショートカットキーを使うようにして、マウスになるべく触れないようにしていますが、カーソル移動でどうしてもマウスは必要になってきます。
それにマウスまでわざわざ手を移動させたのなら、そのままマウスで色々操作できた方が楽ですよね。
というわけで、上記の3点はマウス側だけでも、操作できるようにしたかったです。

そこで選んだのはロジクールのM575SP

そこでトラックボールマウスはロジクールM575SPというのを選びました。もはや説明不要だと思いますが、トラックボールマウスの超定番品です。
Amazonで8000円くらい(2025現在)で手に入り、決して安くはないし高機能でもないけれど、高評価の多いトラックボールマウスです。
特徴として、左右のクリックボタン以外に、機能の割り当てができるボタンが3つあります。
調べてみると、機能割り当てボタンをうまく使えば、自分の求めていることはロジクールM575SPでできそうだったので購入に至りました。
ちなみにキーボードとの統一感を出すために色はオフホワイトを選びました。
ちょっと余談ですが、ガジェット類の白は割高なことが多いので、初めから黒系で統一するのがコスパ良いと思いました。
結局マウス使用時の手の痛みは解消されず

トラックボールマウスの導入目的のひとつとして、手の付け根の痛みの解消がありましたが、残念ながら解消できませんでした。
じつはトラックボールマウスを購入する前に、近所の家電量販店でちょっと試していたので、痛み軽減の効果はなさそうなのは薄々分かっていました。
マジックマウスでもM575SPでも、操作する時の手の支点となる位置は対して変わらず、結局マウス使用中は、手と机の接している箇所は痛いままです。笑
手の痛み問題に関しては、トラックボールマウスの角度を変えるアッタッチメント(非公式で売ってるみたいです。)を使えば解消できそうです。
しかし、アイテムを増やしたくないので、そもそも手が机に触れないようにしてます。

机の端ぎりぎりでマウスを持つことで手の痛みに対応してます。(なら別にマウスを変える必要はなかった。笑)
M575SPでもやりたいことはほぼできた

残念ながら手の痛みは解消されませんでしたが、トラックボールマウスに求めていたことはロジクールのM575SPでできました。
もう一度トラックボールマウスに求めていた機能を書きますと、
- 仮装デスクトップの切り替え
- ブラウザの戻る/進む
- 快適なスクロール
です。
さすがにマジックマウスのようなスムーズな操作性とまではいきませんでしたが、機能ボタンを使うことで似たような操作性を実現することができました。
仮想デスクトップの切り替え

Macの仮想デスクトップは頻繁に使うので、キーボードのショートカットでも、マウスでも両方できると快適です。
M575SPだと、仮想デスクトップの切り替えはスクロールホイールボタンに割り当てました。

正確にいうと仮想デスクトップの切り替えは、2度のステップを踏むことになります。
- スクロールボタンで一度Mission Controlを表示
- カーソルで希望の画面を選択する
という流れになります。
マジックマウスだと、隣のデスクトップへの切り替えは二本指でスワイプするだけという簡単な操作です。
例えば、一方のデスクトップではブログの編集画面、隣のデスクトップでは資料を広げて、頻繁に画面を切り替えたい人には、M575SPはちょっと不便かもしれません。
キーボードのショートカット(control + →)でもデスクトップの切り替えはできるので、うまく組み合わせることで対応しています。
ブラウザの戻る/進む

ブラウザの戻る/進むも頻繁に使う機能です。
M575SPについてる二つの機能ボタンはデフォルトで進む/戻るになっていたので、こちらの操作も問題なく行えます。
下のボタンを「戻る」に割り当てました。「進む」に関してはのちほど。

個人的に、ブラウザの戻る/進むの操作に関しては、ボタン操作よりスワイプの方がやりやすいです。
マジックマウスなら指でスマホのように左右にスワイプするだけなので、超絶簡単です。
ちなみにマックブックの画面が英語表記になっているのは、ちょっとでも英語の勉強になればと言語設定を変えてます。ドヤってるわけでも意識高いわけでもないです。笑
進むは捨ててタブクリアに変更

繰り返しますが、M575SPのボタンの数は合計3つで、他のロジークールの高機能トラックボールマウスに比べるとボタンの数が少ないです。
設定しながら、「よくよく考えてみたら進むボタンいらなくない?」という発想に至りました。
自分の使い方だと、なんか違うなとブラウザバックしたら、もう一度進むでサイトを見直すことはほぼないです。
仮に間違えてブラウザバックしたなら、そのサイトをクリックし直せば良いだけの話です。
そこで、元々の設定だった「進む」の割り当てをやめて、「タブクリア」を割り当てることにしました。

タブクリアを割り当てておけば、必要のなくなったタブをボタンひとつでサクッと消せるようになります。
タブクリアはマジックマウスでは操作できなかったことです。
快適なスクロールは叶わず

僕の求めていた快適なスクロールとは、マジックマウスのように流れるようにスピーディーにスクロールできることです。
しかし、残念ながらスピーディーで滑らかなスクロールはM575SPではできなかったです。ごく普通のマウスと変わらないです。
仕方ないので、ブラウザ上で素早くスクロールさせたい時はキーボードのショートカットを使っています。
ブログの編集画面で、読み直しなど素早いスクロールを使いたい時に、M575SPはちょっと使い勝手悪いです。
ではカーソル移動のしやすさは?

カーソル移動に関しては、慣れなのでほぼ問題なかったのですが、多くの人が言っているように、細かな作業にはトラックボール自体が向いていないと思います。
僕のように、
- ブログ書く
- 動画見る
- 調べ物する
くらいの使い方なら全く問題ないです。
今回のブログ記事で、写真に矢印をつける程度の編集をしましたが、この程度ならトラックボールの操作でも問題なしです。
しかし、線を描くなどより細かな作業には向いてないと思います。
じゃあトラックボールマウスを使う必要性は?

一応、M575SPでも自分が求める機能は工夫してできます。
しかし、全体的な操作性となると、やはりマジックマウスに軍配が上がります。
もちろんM575SPとの比較であって、ロジークールのもっと高機能なマウスを使えば話は変わりそうです。
「じゃあ、トラックボールマウスを使う必要ないじゃん!」って話になりそうですが、なんだかんだで使い続けています。
痛みの軽減こそできなかったものの、手首が楽というのが使い続ける1番の理由です。カタカタ、カタカタ机の上でマウスを動かす必要がないのは結構楽です。
じゃあマジックマウスにもう戻れないか?と聞かれたら

全然戻れます。
くどいようですが、あくまでM575SPからマジックマウス戻れるか?という話です。
ロジクールの高機能トラックボールマウスを使ってたら「もう戻れない!」と言っていたかもしれません。
結論として、マジックマウスに大きな不満がないのであれば、M575SPに無理に乗り換える必要はないと思います。
やはり操作性はマジックマウスの方が良いからです。
それでも、
- トラックボールマウスを試してみたい!
- マジックマウスから切り替えてみたい!
- そんなに細かな作業はしない!
という方は、ロジクールの高機能トラックボールマウスを最初から選んだ方がよいかもしれません。
マジックマウスやMacBookのトラックパッドと変わらぬ操作性がもし得られるのであれば、トラックボールの方が手首が楽だからです。
長時間使うことを考えたら、手首が楽って使う理由として結構大きいですよ。
