この不用品回収業者に頼んで大丈夫?
実家の話なのですが、実家は父親の一人暮らしで、母がなくなってから少しずつゴミ屋敷化していました。なんとかしなきゃなと長年思っていたのですが、昨年末くらいに、重い腰をあげ実家に大量にあった不用品やゴミを処分をしました。
いま、実家のゴミ屋敷化問題は日本の社会問題のひとつではないかなと感じています。
そんなにひどい状態ではなかったのですが、遅かれ早かれ向き合わないとならない問題。
親も元気なうちにと着手しました。
このときに自分たちで行うには限度を感じ、不用品回収業者に依頼することにしました。
結果として2つの不用品回収業者に頼むことになったのですが、最初に頼んだ業者がちょっとグレーな感じでした。グレーとはどういうことかというと、
「あれー、この量でこの金額はちょっと高くない?ぼったくられたのかなー?」
というはっきりとぼったくられたとは言い切れない微妙な感じです。
ということもあり、あまりこういう不用品回収業者を選んでほしくないなという思いから、「ぼくが不用品回収業者を選ぶならこの点に注意するよ!」という選び方を伝えたく思いました。
とはいっても、ぼくの少ない体験と知識に基づく個人的な意見なので真に受けず参考程度に読んでいただきたいです。
あわせて今回実際に利用してよかった不用品回収業者もお伝えします。
こんな不用品回収業者はあやしい⁉
最初に頼んだ不用品回収業者がこんな感じでした。
つぎの機会があるかは分かりませんが、もう頼みたくないかな。笑
- 見積もり金額、作業内容が不明確(ここが一番大事!)
- 作業日当日に作業金額を決める
- 別途料金がかかることを作業当日に言ってくる
見積もり金額が不明瞭
最初に、メールで持っていってほしい不用品の数とサイズを伝え、折返しの電話をもらったのですが、
業「メールで頂いた量だと、〇〇トン車を用意するので、8万円の〇〇コースです。」
き「じゃあ、8万でそれ以上かからないですね?」
業「作業当日に現場をみて、プラスで費用がかかるかもしれません。」
き「ん?プラスでいくらですか?」
業「現場を見てみないと分かりませんが、プラスで1〜2万みておくとよいです。」
みたいな感じで、金額が結局いくらになるのか不明でした。
作業当日に作業金額が決まる
当初のこちらの予算は10万でした。
こちらの伝えた金額以上の請求はしてこないし、無理強いはしてこないけど、なんだかんだ言って不用品を持っていこうとしない。この量でこの金額?という感じで割高感満載でした。笑
具体的なセリフはこうです。
「このタンスは、このままだとトラックに乗らないので、解体作業が必要になります。別途お金かかります。」
「解体してもエレベーターに乗らないので、階段を使うことになります。負担分の費用がかかります。」
みたいな感じです。
作業前に見積もりは出してもらえましたが、ちょいといい加減な感じ。(すみません。見積もり書の写真なしです。)
別途のお金がかかるのは全然構わないのですが、前もって知りたかったのと、あらかじめ想定していた量より持っていってもらえた量が少なかったです。
結局持っていってもらった不用品と合計金額
- 大型のクローゼット×2つ(大人の男性が2人は入れるサイズ)
- 冷蔵庫(300Lくらい)×1つ
- 電話をのせる台(高さ1m・幅40cm・奥行き30cmくらい)×1つ
冷蔵庫のリサイクル料とか、タンスの解体料、エレベーター使えなかった分の負担料など、別途料金を加えたうえで、
かかった金額は合計10万。
最初はそんなもんか?と思ったけど、大きい家具がなくなったから確かに家の中はスッキリはしたからよかったけど、、、高い、、、?よね、、、?
そんなもんだよ、と言われたらそれまでなのですが、相手を見て見積もりを決めた感があり。うーん、平たくいえば、足元をみられた、なめられた、ぼったくられたのでしょうか、、、
まともな感じの業者だった
あとから冷静に考えてみると、見積もりが不明瞭の時点で断ればよかったじゃん!と思いますが、
- 実家の片付けをはやく終わらせたい!(ここが大きかったかな。)
- 回収業者の相場が分からないから、そんなものかな?と思った
- ホームページはまともな感じ
- 電話の受付の女の人の印象自体は悪くない
- 作業担当者の態度もまあ普通
といった気持ちもあり、その業者に任せてしまいました。
自分の下調べ不足もありますが、もやもやした気持ちもあり、結果として最初に頼んだ業者は良かったのか悪かったのか、微妙な感じです。
この不用品回収業者がよかった
「どの業者がいいかな?」と友達や知り合いに、もし聞かれることがあれば、不用品回収業者を選ぶときはココを見たほうがいいよと答えるポイントです。
- 見積もりは現場を見てから出している(見積もりにお金かかるのか確認の必要あり!)
- 見積もり項目、見積もり額がはっきりしている
- 見積内容が、なぜこの金額なのか理由を説明してくれる
- 見積もりを出し、お客さんの理解・了解を得た上で、作業日を決めている
- 見積もりを依頼したからといって、その場で契約を決めさせることはない、断ってもよい雰囲気がある
- 不用品回収業者であってもサービス業であるという認識がある
- 担当者が誰かわかるもちろん名刺もあり
とこのあたりのポイントを伝えます。
まあ当たり前のことをやっている業者といえばそれまでなのですが、不用品回収って金額の相場がよく分からなかったり、どういう流れでやるのか不明な点が多くないでしょうか。
はじめて不用品回収業者に依頼する場合に意外と見落としてしまう点だと思います。
タンス1つとかの回収金額なら想像もつきそうですが、「ゴミ屋敷みたいな感じの家のゴミや不用品を整理するとしたら、いくらかかるのか?」と初めて依頼する方なら不安に感じると思います。
最初に頼んだ業者で失敗したことを知り合いに話したら、この『エコ☆えこ(アフィリリンクではありません。)』がよかったよと教えてもらいました。(※似た名前で、エコエコという表記の業者もありますが別の業者のようです。)
実際に頼んでみた結果、この『エコ☆えこ』という業者は頼んでよかったと思っています。(ぼくの個人的感想です。)
作業現場を見た上で見積もりを出している
『エコ☆えこ』に作業を依頼したときの実際の流れです。
こちらの予算を伝え、これくらいの量のゴミがあると電話で伝えたら、実際に一度家に下見に来てもらえました。
持っていってもらいたいタンスや机、食器棚の写真を撮り、またあらかじめ袋づめしてあった大量のゴミ袋の量もしっかり確認してもらった上で見積もりを出してもらえました。
見積もり金額、見積もりの項目がはっきりしている
見積り金額がはっきりしていて、見積もりを出す前に説明をしっかりいただけました。
現場の下見をしたうえで、
- このゴミの量なら、〇トンのトラックの用意になります
- 人員はこのくらい必要になります
- ご希望の予算はこのくらいですが、このくらいの金額になりそうです
みたいな感じで説明もしてもらえ、後日見積書も送ってもらえました。
見積もりに納得した上で作業日を決める
これも当然のことといえば、当然なんですが、見積もり金額に納得した上で作業日を決めてもらいました。
作業当日は見積もってもらった通りの内容で、問題なくスムーズに作業してもらえました。
なので作業日当日は、基本作業が終わるのを待っているだけでした。
おかげで実家はすっきりと片付きました!おそらくまた散らかりはするだろうけど、また散らかったとしてもリカバリーしやすくなりました。
この記事で伝えたいこと
今回伝えたいことは、微妙に感じた業者をどうこう言いたいのではなく、シンプルに不用品回収業者を選ぶならこの点に気をつけたほうがよいですよ!ってことを伝えたいです。
- 見積もりは現場を見てから出している(見積もりにお金かかるのか確認の必要あり!)
- 見積もり項目、見積もり額がはっきりしている
- 見積内容が、なぜこの金額なのか理由を説明してくれる
- 見積もりを出し、お客さんの理解・了解を得た上で、作業日を決めている
- 見積もりを依頼したからといって、その場で契約を決めさせることはない、断ってもよい雰囲気がある
- 不用品回収業者であっても、サービス業であるという認識がある
- 担当者がはっきりしている。もちろん名刺もある
上記の項目を満たしているから良い業者です、とは言えないですが、サービスを利用する側として安心しやすいかと思います。
あと気をつけることは、
- 複数の業者から見積りをとってみる
- 不明点は電話でしつこく聞く
- すこしでも怪しかったら頼まない
- 家に来てもらわない
- 自治体の勧める業者はよさそう!(推測です)
- 不用品回収業者としての資格を持っているか?
でしょうか。
消費者庁が管轄する国民生活センターの情報に一度目を通しておくのも良いと思いました。
不用品回収にお金がかかってしまうのは仕方のないこと、でも納得してお金を払いたいですよね。
相場や仕組みの分かりづらい業界は、騙そうとする人も多く、足元を見られがちです。自分自身の勉強も大事。
だから、今回の経験が不用品回収業者選びの際の参考になっていただけたら幸いです。(この記事はあくまで参考程度でとらえてください!最後はご自身で良い業者かどうかをお見極めください!)
それでは!