収納がない4畳半の部屋に住んでてよかったことはなに?
今住んでいる部屋は4畳半のワンルームです。
居住スペース(4.5畳)+ミニキッチン+洗濯機置き場
という間取りです。
ミニキッチンの棚以外の収納が全くない部屋なので、最初はめちゃくちゃ物件選びに失敗したと思いました。
しかし、収納がなくて狭い部屋でもいいことがあります。
- 掃除が楽
- 家の中の移動が楽
- ものを減らす努力をする
- 家賃がさがる
- 慣れると狭さは気にならない
お隣さんのいびきが聞こえる点を除いて、立地の良さや元々の間取り自体は問題ないので、今の部屋はだんだん気に入ってきました。
そこで、今回は狭い部屋に住むことのメリットについてご紹介します。
掃除が楽
部屋が狭いととにかく掃除が楽です。
なぜなら掃除する面積が小さいからです。
部屋の掃除のメインは床掃除になると思います。
掃除ロボットに任せるということもできます。
しかし、広い床だと毎日やるのは大変だし、フローリングの床はさぼるとすぐに埃が溜まります。
でも、4畳半くらいの狭い床なら毎日のはき掃除がすぐに終わります。
最近はほうきを使って床掃除をしてますが、2-3分くらいです。
ただし、掃除のしやすさにもバランスがあり、体が十分に動かせる範囲内での部屋の狭さならという前提があります。
狭すぎる部屋だと動くこと自体が難しくなって、掃除以外の全ての動作がしづらくなります。
物が少ないと掃除が楽になるという話を聞いたことがあると思います。
それと同じくらいに部屋が狭いと掃除が楽になります。
家の全ての場所にアクセスしやすい
部屋が狭いと家の全ての場所にアクセスしやすくなります。
- 玄関
- キッチン
- お風呂
- 洗濯機
僕の部屋だとこれらほぼ毎日使う場所へアクセスがなんと全て徒歩10歩以内で終わります。
毎日の家の中の移動で、1歩1歩は大したことはないかもしれません。
しかし、毎日積み重ねると相当な距離の差が生まれます。
例えば、自分の机から玄関までの距離が2mの人と5mの人がいるとして、毎日1往復するとします。
- 2mの人の場合…往復4mで年間1460m
- 5mの人の場合…往復10mで年間3650m
1年間に換算すると2190mの移動距離の差が生まれます。
時速4キロの歩行だとして、5mの人の方が2mの人より約30分多く玄関までの移動時間を費やしていることになります。
玄関への移動距離だけでこれだけの差になるので、キッチンやお風呂までの移動も含めるとどれだけの差になることか…。
とまあ、合っているのかよく分からない極端な例を出しました。
見方を変えれば、在宅ワークの方なら広い部屋の方が毎日のいい運動になります。
しかし、部屋が狭いと各場所への移動距離が短く時短になるのは間違いないです。
物を減らす努力をするようになる
部屋が狭いと物を減らす努力をするようになります。
なぜなら置き場所がないからです。
シェアハウスから今の部屋に引っ越した時点で、持ち物はかなり少なかったです。
しかし、今の部屋にはミニキッチンのシンク下とシンク上以外に収納がありません。
今の部屋に実際に引っ越してから気がついたのですが、最低限の収納は必要なことに気がつきました。
それはクローゼットとシューズボックスです。
僕のようにミニマリストだとしても、この二つの収納はあった方がよいです。
なぜなら、たとえ持ち物が少なくても収納できないことで部屋の中が確実にごちゃつくからです。
引越し前の内見で不動産会社の人に「このくらい収納なくても大丈夫ですよ。」と得意げな顔をしていた過去の自分にデコピンを喰らわしてやりたいとおもったこともありました。
ですが、災い転じて福となすではないですが、収納がないことでより物を減らす努力をさらにするようになりました。
手放したものと手放した理由は以下です。
- 外部ディスプレイ…エンタメ用として必要だったけど設置場所に困った
- マッサージガン…隣への音を気にしてあまり使用しなかった
- 靴乾燥機…電源の確保が難しかった
- 小物の収納BOX…今の部屋に置き場所がなかった
- 小さなシェルフ…いまの部屋では使い勝手が悪かった
など。
他にも細々とした物をもう一度見直しました。
収納がないとどうしても部屋がごちゃごちゃしたり、持ってることで上手く活用できないかと新たな悩みが増えたので、上記のものは思い切って手放しました。
持ち物の見直しのコツとしては、電源コードが必要なアイテムを見直すことです。
なぜかというと、狭い部屋だと電源コードがめちゃくちゃ目立ちます。
電源コードが必要なアイテムを見直すことで部屋をすっきりさせることができるからです。
僕の例の場合だと外部ディスプレイや靴乾燥機です。
本当は所有していたかったのですが、無くても困るほどではないので、スッキリさを優先して売ってしまいました。
部屋が狭いと家賃が下がる
部屋が狭いと基本的に家賃が下がります。
もちろん家賃は駅へのアクセスや周りの商業施設の充実度によっても大きく変わります。しかし、基本的に狭い部屋の方が家賃は低いと思います。
家賃が下がる条件は部屋の狭さ以外にも、
- ユニットバス
- シューズボックスなし
- クローゼットなし
- 北向き
- 洗濯機置き場が外
など。
家賃が下がる条件は他にもいろいろありますが、多くの人が嫌がりそうな設備だと基本的に家賃が下がる傾向にあります。
毎月の固定費で一番の大きな支出は家賃の人がほとんどだと思います。
部屋が狭いことのメリットは家賃が周辺の相場よりも下がることです。
狭くても慣れると意外と居心地がいい
部屋の狭さは慣れだと思っています。
誰でも狭い部屋に慣れるわけではないと思いますが、狭くても工夫次第で快適に過ごせるようになります。
僕の場合の狭くても快適に過ごすための工夫は、できる限り持ち物を減らすことです。
最初は多少なりとも圧迫感のある部屋でしたが、持ち物の見直しをしたり、あえて寝る場所をベッドに変えてみたりして、少しづつ過ごしやすく変えていきました。
狭い部屋で持ち物が多い人でも、DIYで収納を自作して、楽しく過ごされている方もいることはもちろん知っています。
でも、部屋が狭いと置けるものやできることのスペースが限られてきます。
なので、持ち物を減らすことが狭くても快適に過ごす方法として取りやすいと思います。
そして、工夫して過ごしていくうちに部屋の狭さにもだんだん慣れてくると思っています。
まとめ「起きて半畳寝て一畳」
起きて半畳、寝て一畳という言葉があります。
必要以上の贅沢は求めないみたいな意味があるようです。
でも、個人的には、もっといい部屋に住みたい!かっこいい車でドライブしたい!という欲は手放さずに必要な欲だと思っています。
しかし、狭い部屋なりに楽しく過ごせるノウハウはひとつの技術として身につけておくと役立つと思っています。
最後に今回のまとめです。
狭い部屋のメリット5つ
- 掃除が楽
- 家の全ての場所にアクセスしやすい
- 物を減らす努力をするようになる
- 家賃が下がる
- 狭くても意外と慣れる
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。