不要な物を捨てて変わった考え方や行動はなに?
ミニマリストになったのは、必要な物のみでシンプル暮らすっていう考え方に単純に共感したのが理由です。
ミニマリストになろうとしたというよりは、今の自分に不要な物をどんどん捨てていったら、いつの間にかミニマリストになっていました。
そして、ミニマリストになる過程で自分自身の考え方に少しづつ変化が生まれてきました。考え方が変わったことで行動にも変化が現れました。
今回は、今の自分にいらない物をどんどん捨てて、ミニマリストになって変わっていった考え方やそこから行動が変わったことを6つをお話しします。
不要な物を捨てて変わったこと6つ

まず、ミニマリストになった理由をお話ししました本題のミニマリストになっていく過程で変化の現れた考え方や行動についてです。
①人と比べなくなった
人と比べることが少なくなりました。その理由は自分の物差しができたからだと思います。
これは必要なのか?不要なのか?という問いを何度も繰り返し考えていくことで、物が多くて薄れてしまっていた今の自分に必要な物、好きな物が色濃く戻ってきたと思います。
自分に必要な物、好きな物がはっきりしてくることで、忘れていた自分の行動軸みたいなものを思い出せたと思います。
自分の判断軸・行動軸が少しづつできたことで、次第に他人の物差しで自分を見なくなったように思います。
②決断力がついた
もともとは優柔不断だったのですが、すぐに決められるようになったと思います。
理由はちょっとした失敗なら大したことないと思えるようになったからです。
物を捨てる時は、必要か?不要か?を毎回決めなければなりません。即決できるときもあれば、時には判断に迷うものもあり、捨てなきゃ良かったと後悔することもありました。
決断力のなさは失敗したらどうしよう?という不安からきていると思います。
物を捨てる決断ひとつひとつは小さいですが、物を捨てる行為が決断する良い練習になっていたと思います。
仮に失敗しても大した痛手にはならないことに少しづつ気がつけたことで、決断力を身についていきました。
例えば、テレビを捨てたら最新の情報がわからなくなるかもしれないという不安があると思います。
でも実際に捨ててみると、ネットで十分に情報は得られるし、SNSで最新のトレンドも分かります。全く困らないということに気がつけます。
失敗すると取り返しのつかないことは今でも慎重に決めますが、リスクの低いことはすぐに決められるようになりました。
③行動力がついた
決断力がついたことで行動力があがりました。
なるべく身軽な自分でいるために他で代用できるものはないか?と試行錯誤していくうちに、こうしなきゃいけないという変なこだわりや思い込みも少なくなっていきました。
捨てる決断に迷ったときは、もし困ったらこうしようというプランを決めるようにしています。
また、なくても何とかなるという思考が身につき行動力がつきました。
なければないなりに、けっこう乗り切れるということが分かってくるので、小さなリスクを恐れて行動を制限するというのが減ったと思います。
④チャレンジするようになった
行動力が身についたことでチャレンジをするようにもなりました。
以下は、ミニマリストになってからチャレンジしたことです。
- フルマラソンに初参加
- ボランティア活動をするようになった
- ウクレレのオープンマイク(人前で演奏)に出てみた
- サーフィンしてみた
- ブログを始めてみた
- 一人で初海外に行った
など、どれもミニマリストになった後に始めたことです。
「いや、それぐらいのことかよ!」
って思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分にとっては大きな変化でした。
身軽になってフットワークが軽くなったことで、やってみたいけどやらずにいた心のハードルが下がったように感じます。
⑤体験や経験を重視するようになった
ミニマリストになって記憶として残る体験や経験を多くしたいと考えるようになりました。
新しい体験といっても難しく考える必要はなく、ちょっとしたことでよいと思っています。
- 食べたことのないものを食べてみる
- 通ったことのない道を行ってみる
- 話したことのない人と話してみる
などです。
初めてのことっていろんな気づきを得ることができます。
それに、体験や経験って、その時しかできないこともあります。
かつて、仲間内で遊びに行った時にその場のノリでバンジージャンプをしたことがあります。
バンジージャンプは1万円以上するアトラクションだったし、ちょっと怖さもあったので、一瞬迷いましたが、思い切ってやってみました。
やったことがある人はわかると思うのですが、ジャンプ台の先端に立ったときが一番ビビるんですよね。笑
たぶんあの機会を逃していたらもうチャレンジすることはなかったと思います。ある程度年齢があがってくると、バンジージャンプをしたくてもできなくなります。
経験を重視するようになったちょっとしたエピソードです。
⑥働き方(生き方)を変えようと思った
自分を消費するだけの働き方はやめようと思うようになりました。
消費するような生き方ってどういうことかというと、与えられるだけの環境に身をおくことだと思います。
自分は長年、小売店で雇われ店長をやっていた過去があります。
しかし、店長とは言っても、運営のやり方はマニュアルでほぼ決まっていて、権限があまりなく本部から言われたことをただただこなしていく日々でした。
超極論ですが、言われたことこなすだけの職場だと誰が店長をやっても結果があまり変わらないです。
次第に「別におれが店長じゃなくてもいいよね?」と考えるようになりました。気づくの遅っ!
もちろん以前の職場でも学べたことがたくさんありましたが、ほぼルーティンをこなすだけの毎日に疲弊しまていました。
ただ与えられたことだけをこなしていくだけで、自分の時間を消費していく働き方は改めていきたいと考えるようになりました。
物を捨てると環境が変わる

ミニマリストになったからというより、物を捨てていく過程で、考え方や行動に変化があらわれました。それは、物を捨てる(手放す)ことで少しづつ自分の環境が変化していったからだと思います。
しかし、この記事では何もかも捨てて身軽になれ!ってことをいいたいわけではないです。
捨てたり手放すことってやめることと同意義だと思います。
日々、物足りなさや何かを変えたいなと思っているならば、何かを手放してみることも一つの方法ですよということを伝えたいです。
やめてみたら何か別の自分が得られるかもしれません。