大型の家具家電を持たないことのメリットってなに?
シェアハウスに住んでいた頃、大型の家具家電を一切もっていませんでした。
ミニマリストの僕はもともとの所有物が少ないというのが前提にありますが、さらに大型の家具家電を持たないことで感じたメリットは、とにかく身軽で引越しがしやすかったことです。
身軽でいつでも引っ越せる状態だと気持ちが楽で、極端な言い方をすると生きやすさを感じると思います。
シェアハウスから普通の賃貸に引っ越した今でも、なるべく大型の家具家電は所有しないようにしています。
今回は、大型の家具家電を持たないことのメリットとデメリットについて話していきたいと思います。
大型の家具家電を持たないメリット
1番のメリットは身軽でいつでも引っ越せる状態であることです。
もちろん物量的にいつでも引っ越せる状態とはいっても、新たに賃貸を見つけたり、引越しの段取りを組んだり、住所変更などの手続きもあったり、引越し自体に面倒なことが多いです。
ですが、持ち運ぶもの自体が少なく、とくに1番のネックとなる大型の家具家電がないと
- ライフスタイルの変化に対応しやすい
- 部屋選びの選択肢が広がる
- 一人で引越しできる
というメリットがあります。
ライフスタイルの変化に対応しやすい
荷物の中でも大型の家具家電が少ないとライフスタイルの変化に対応しやすいです。
ライフスタイルの変化に対応しやすい≒生きやすさと言い換えることもできると思っています。
引越しを伴うライフスタイルの変化は、予想できることもあれば突然起きることもあります。
- 就職・転職
- 結婚
- 突然の人事異動
- 急な介護
もちろん起きてもいない先のことを心配する必要はないのですが、ライフスタイルの変化があらかじめ予想できるなら、荷物は少ない方が対応しやすいです。
なので、学生なら4年後には就職する予定、社会人なら出張期間が1年と決まっている、など生活の変化を予想しやすいなら、できる限り大きな荷物は少なく維持していた方が動きやすいと思います。
部屋選びの選択肢が広がる
大型の家具家電の持ち物が少ないと部屋選びがしやすくなります。
理由は、自分が持っている家具家電がその部屋に置けるかどうかを気にしなくていいからです。
例えば、自分が住みたいと思える物件が見つかったとしても、ドラム式洗濯乾燥機を持っていることで、
- 設置できるか?
- その前に搬入できるか?
などクリアしないとならない問題が出てきます。
仮にドラム式洗濯乾燥機は置けたとしても、次はベッドが置けそうにない、冷蔵庫が収まらないかも、と所有している家具によって選べる物件が絞られてきます。
なので、持っている大型の家具家電が少なければ、家具家電に縛られることなく部屋が選びやすくなります。
一人で引っ越しできる
大型の家具家電がないと一人での引越しが可能です。
いくら荷物が少なくても、冷蔵庫や洗濯機のような大型家電は、引越しのときに業者に頼まざるを得ないと思います。
どの業界も人手不足の昨今だと、引越しシーズンに引っ越し業者が見つからずに引越しできないという声もあります。
僕の例ですが、シェアハウスに引っ越した当日は大型の家具家電は全て手放した状態だったので、レンタカー1台、自分一人で引越しができてました。
レンタカーならよほどのことがない限り予約はできるし、引っ越し業者に頼らずに済みます。
引っ越しを手伝ってもらえる豊かな人間関係があるに越したことはないのですが、大型の家具家電がないと一人で引っ越しが可能です。
大型の家具家電を持たないデメリット
個人的に大型の家具家電を持たないことのデメリットはあまり思い浮かばないです。
デメリットが思い浮かばないのは、僕が独身という立場だからというのが理由として大きいです。
ご家庭やお子さんのいらっしゃる方なら必要となる家具家電は増えてくると思います。
生活が不便になる?
この記事を書いている時点で僕が所持している家具家電は、
- エアコン(賃貸備え付け)
- ミニ冷蔵庫(賃貸備え付け)
- 洗濯機(レンタル品)
- ミニ乾燥機
- 折りたたみ机
- 椅子
- シェルフ
- すのこベッド
以上です。
実際の自分の持ち物は5つだけで、シェルフとすのこベッドは分解できるので、全部自分一人で持ち運びが可能なものだけになっています。
たまに、電子レンジやもう少し大きい冷凍庫が欲しいなと思う場面がありますが、生活する上で困っていることはほぼないです。
所有を極端に恐れるようになる?
大型の家具家電を持たないメリットがある一方で、所有することを極端に嫌がらないようにしています。
かつて仕事の関係で車社会の地方に住んでいた時に、家電ではないですが、車を持たずに過ごしていた時期があります。
車を持たない金銭的なメリットは多かったのですが、車を持たない選択をしたことで、生活の質自体が下がっていた経験があります。
おしゃれなカフェに行ったり、美味しいラーメンを食べることは自分の好きなことの一つなのに、車がないことで気軽に楽しむことができませんでした。笑
僕はものを減らす1番の目的はやりたいことをやりやすくするためであって、その手段としていらないことを排除することだと考えています。
所有を極端に嫌がり、やりたいことが自由にできないと本末転倒だと身を持って学びました。
大型の家具家電は借りるという選択肢もある
持つか?持たないか?という極端な発想は、時に自分を苦しめてしまうこともあると思います。
特に大型の家具、家電は生活の質があがるからみんな持っている訳であって、持っていることのメリットの方が多いと思います。
でも、ときには買うか?買って失敗しないか?と悩んでしまう家具や家電があると思います。
そんなときは、人から借りるかレンタルを利用するという選択肢もあります。
僕はシェアハウスから普通の賃貸に戻り、洗濯機は必要だけど所有したくないと悩んだ結果、ちょうどいい機会だからとレンタルを試してみました。
レンタルしてみた結果として、借りるという選択肢も悪くないと思います。
そのときの記事はこちらなので、よかったら読んでみてください!