ニトリの手動式のスタンディングデスクを3ヶ月使用した感想は?
ニトリの昇降デスク(マーフィー2 120 DBR)を購入し、約3ヶ月使用した感想をまとめています。
1日8時間くらいのパソコン作業ですが、実際に使ってみて分かったことがあります。
在宅ワークの作業環境を改善したいと考えている方の参考になれば幸いです。

ニトリの昇降デスクを選んだ理由

数あるスタンディングデスクの中からなぜニトリの昇降デスク選んだのか?
- 昇降式だった
- 価格が安かった(購入時約3万円)
- 店舗で実物が見れた
以上を理由に選びました!
昇降式であった
まず選んだ最初の理由は昇降式であったことです。
購入前にスタンディングデスクを簡易的に試していたので分かったのですが、立ちながら作業をしていると最初は快適なのですが、どうしても足が疲れてきます。
立っても座っても、どちらでも作業できるように昇降式を選びました。
価格が安かった
値段が約3万円(2020年購入当時)です。
昇降デスクはどれも高価で購入をためらってしまいます。しかし、ニトリの昇降デスクは手動式という理由もありますが、手頃な価格で購入できました。
さすがニトリという感じでお買い得なお値段でした。
店舗で実物が見れた
実物を店舗で確認できたことが購入の決め手として大きかったです。
机は毎日使うもので、家で心地よく過ごすための重要なポジションになります。なので、ネットでなんとなく購入するのにだいぶ抵抗がありました。
でもニトリは近所にあったので、実物を手に触れて操作してみることができ、使う時のイメージを具体的にすることができました。
天板の質やたわみ具合、ぐらついたりしないか?など、ネットではわからないことを確認できたのがよかったです。
運搬・組み立ては2人必要

購入時は2つの段ボールに収まってましたが、脚が入ってた段ボールがかなり重かったです。
男性でも運ぶのにはちょっと気合いがいると思います。できれば友人や家族に手伝ってもらうほうがよいです。送料はかかりますが、宅配してもらうほうがよいかもしれません。
また、組み立ても2人で行うことをおすすめします。
僕は1人で苦戦しながら組み立てて、約1時間半かかりました。
1人で組み立てを行うと、重い脚を倒れないようにするのが大変です。笑
ニトリも推奨しているように、組み立ては2人で行なった方がよいと思います。
実際に使ってみてわかったこと

まず最初に選んで良かった点は机としてしっかりしてることです。
そもそもとして作業をするための机なので、作業スペースとしてぐらついたりせず、しっかりしていることはとても大事です。
机としての安定感は実店舗で確認済みだったので、問題なしです。
広い机は作業がしやすい

実際に使ってみて良かったと思う1番のポイントは机の広さです。
幅120cm×奥行き60cmの天板ならパソコンとノートを広げても十分な余裕があり、パソコン作業と書き作業の切り替えがスムーズに行えます。
作業効率がアップしました。
そして、広い机を使って分かりましたが、机の奥行きはかなり重要だということです。机は幅よりも奥行きを重視したほうがよいかもしれません。
机に奥行きがあると、キーボードを使わない時は奥に引っ込めることができます。
キーボードを横にずらすより、手前に引っ張ったり、奥に引っ込めたりするほうが使い勝手がよいことに気がつきました。
また奥行きがあれば、外付けキーボードの使用が前提になりますが、モニターとの距離を離すことができるので、目の疲れ予防にもなります。
ハンドルの操作性は問題なし

店舗で実際に試したので、ハンドルの操作性に心配はありませんでした。
ハンドルを回す重さは少しありますが、スムーズに回ります。
そして、ハンドルは収納できるので、座ってて足がぶつかることはほぼないです。
高さの微調整で同じ姿勢が避けられる
状況に合わせて高さを微調整できるのが便利です。
毎回同じような高さになりますが、ちょっとだけ上げ下げしたいときに高さを微調整することができます。
立っているから良いといことはなく、同じ姿勢で長時間いることが体にはよくないと言われています。
同じ姿勢を避けることができるので、高さが微調整できるのは意外と大事です。
集中力は上がった?

立って作業もできることで、集中力が高まったように感じます。
やはりずっと座ったままで、お尻や腰の痛さを感じながら作業をするのは苦痛ですが、疲れたタイミングで立って作業できるのはとても快適です。
そして、立ってて疲れてきたら座って作業に再び切り替えることができます。
集中しやすい環境が作れました。
健康面への影響は?
体を動かしやすくなりました。
立つか座るかという極端に同じ姿勢でいると、昇降式の机でもやはり疲れてきます。
なので、適度なタイミングで屈伸やストレッチをするなど体が疲れないように工夫してます。
体が動かしやすいのがスタンディングデスクの大きなメリットです。
一方で、スタンディングのデメリットは膝や踵が痛くなってきます。
対策として、クッション性の高いスリッパを履くようにしています。
他にも、足元に100均の柔らかいジョイントマットでも敷いておけば、立ち作業による膝への負担がだいぶ軽減できると感じました。
ニトリの昇降デスクのデメリットは?

ニトリの昇降デスクにしたのは正解だったのですが、手動式のデメリットを受け入れられるかが購入の決め手になると思います。
高さ設定ができない
高さの微調整はできるのですが、電動式タイプのように自分のお気に入りの高さを設定できないことはデメリットかもしれません。
毎回手動で高さを合わせる必要があります。
お気に入りの高さが分かるように、机と接している壁に高さの目印をしておくなど工夫が必要です。
手動は面倒だけどメリットもある
手動はやはり面倒です。
電動式に比べると高さ調整に手間も時間も取られてると思います。
手動式であることに問題は感じていませんが、立ち作業と座り作業の切り替えを頻繁に行いたい人には向いてないかもしれません。
それに、高さ調整でクルクル回している姿はあまりかっこ良くはないです。笑
逆にいうと、手動式でメリットに感じていることは電源コードがないことです。
電源コードがないと脚周りがスッキリしているし、電源確保のためにコンセントの位置に縛られることがありません。
配線整理が課題

手動式で電源コードがないとはいえ、パソコン作業のため電源タップを使用しています。
机自体のデメリットではないのですが、デスクの裏側に配線を綺麗にまとめられていないため、見た目が少し悪いです。笑
机の足がスチールなので、磁石でくっつくタイプの電源タップを使えば綺麗に収納できそうです。
購入するなら机に求める機能をはっきりさせてから

以上、ニトリの手動式昇降デスクを3ヶ月使ってみた感想でした。
- 広い天板は使い勝手がよい
- 高さの微調整ができる
- 手動式はやはり手間に感じる
- 手動式ならコンセントの位置に縛られない
ニトリの昇降デスクは机として問題は感じていませんが、手動式のデメリットを受け入れられるかが購入の決め手です。
なので、自分がデスクに求める機能をしっかりと洗い出してから購入した方がよいと思います。


