スタンディングデスクは種類が多すぎてどれを選んだらよいか分からない…
以前はあまりなかったスタンディングデスク。
ここ数年でスタンディングデスクの種類がかなり増えてきた印象があります。
スタンディングデスク使用歴は1年未満とまだ短いですが、今回はスタンディングデスク愛用者であるぼくが、どういう基準でデスクを選んだら良いのかのフローチャートを考えてみました。
「スタンディングデスクはどれ選んだらよい?」と友人に聞かれたら、この流れでお勧めます。
フローチャートはこんな感じ。
この流れでスタンディングデスクを絞り込むと選びやすくなると思います。
スタンディングデスクの種類
スタンディングデスクは、大きく3種類に別れます。
スタンディングデスクの種類
- 高さ固定タイプ
- 昇降式タイプ(高さの変更ができる)
- 卓上タイプ(既存の机の上に乗せるタイプ)
です。
目安の価格は、ざっくりな感覚で載せてます。
高さ固定タイプ
高さが初めから決まっていて、変更できないタイプです。
フローチャートで『高さ固定で、天板の狭い物』になった方はこちらです。
高さ固定タイプの特徴
- シンプルでおしゃれなデザインのものが多い
- 長時間の作業には向かない
- 広い天板のものが少ない
- 価格は安いものだと1万円くらい〜
高さ固定式は広い天板のものが少ないので、先ほどのフローで、『高さ固定で広い天板の物』になった場合は、『昇降タイプの電動式か、手動式』が広い天板のものが多いので、そこから選ぶという選択肢もあります。
昇降式タイプ
高さの上げ下げができるタイプ。
昇降式タイプの特徴
- 疲れたら座っても作業ができる
- 長時間の作業に向いてる
高さの上げ下げの方法は3種類あって、
- 電動式
- 手動式
- ガス圧式
に分かれますが、価格や天板の広さに差があります。
電動式
天板の上げ下げを電動で行えます。
電動式の特徴
- 天板の上げ下げが楽
- 基本的に値段が高い
- 重たいものが多い(移動が大変)
- コードやコンセントの位置を考える必要がある
- 天板の広いものが多く作業性が高い
スタンディングデスクを本格的に取り入れるなら、電動式が一番おすすめです。
手動式
手でハンドルをまわして、天板の上げ下げをします。
手動式の特徴
- 天板の上げ下げが面倒
- 電動式に比べ価格は安い
- 天板は広めで、作業性が高い
ちなみにぼくはニトリの昇降式のスタンディングデスクを使ってますが、毎回、ハンドルを回して上げ下げするのは別に苦には感じてないです。
気に入っていて、快適に作業しています。
ガス圧式
天板の上げ下げをガス圧でするタイプです。
ガス圧式
- キャスターが付いてるタイプが多い
- 自由に移動ができる
- 安いものが多い
- コンパクトサイズが多い
天板が広いタイプはあまりないですが、移動が自由にできるので、机として使わない時は高さを下げてカフェテーブルのような使い方もありですね。
卓上タイプ
いまある机に乗せるだけのタイプです。
卓上タイプの特徴
- 乗せるだけなので必要な時だけスタンディングにできる
- 価格も他のタイプより比較的安い
使いたいときだけ、ピンポイントで使うなら卓上タイプがよいです。
まずは作業時間で決める
どのタイプが自分に合うかわからない時は、まず作業時間で決めるのが良いと思います。
- 作業が1時間以内→高さ固定タイプ
- 作業時間が1時間を超える→昇降式タイプ
- とりあえずスタンディングデスクを試したい→自作か卓上タイプ
といった感じです。
スタンディングデスクを使う目的は?
- 集中力のアップ
- 作業効率のアップ
- 健康のため
が主な理由としてあると思います。
判断基準が1時間というのは感覚値で、ぼくの主観ではありますが、1時間立ちっぱで作業していると足が疲れてきて作業に集中できなくなります。
また、スタンディングデスクだから健康によいわけではなく、同じ姿勢でいることが体によくはないです。
私たちのからだは、常に重力の影響を受けています。重力に逆らってからだを支える筋肉の力があってこそ、さまざまな姿勢を保つことができるのです。椅子に座る、立ち上がる、荷物を持ち上げるといった普段なにげなく行っているさまざまな動作は、筋肉の支えなしには維持できません。
ところが、同じ姿勢を続けていると、筋肉が緊張したままになるため、疲れや血行不良による腰痛が出やすくなります。同じ姿勢が続く場合は、こまめに休息をとり、ストレッチをするなどして、からだをほぐしましょう。
なので長時間の同じ姿勢はやめて作業をした方がよいと思うので、
毎回1時間以内に作業が終わるなら高さ固定タイプ、
1時間を超える作業時間なら昇降タイプ、というように時作業時間の長さで姿勢を変えられる方がよいです。
1時間とはしましたが、個人によって疲れてくる時間が違うと思うので、基準となる時間は各自で決めちゃってください。
スタンディングデスクを手軽に始めたい
簡易的に自作して試す
スタンディングデスクが気になっているけど、自分に合うかどうか不安な時は、適当な空き箱を机の上に乗っけたりして、簡易的にスタンディングデスクの環境を試してみるのがおすすめです。
簡易的でもスタンディングデスクを本格的に取り入れてみようか、やっぱり合わないという判断ができます。
ぼくも最初はスノコを乗っけただけのすごく適当に作ったスタンディングデスクでした。笑
卓上タイプ
卓上タイプも手軽にスタンディングデスクを始められます。
手軽な理由
- いざとなったら元に戻せる(片付けて仕舞える)
- 安いのが多いから金銭的痛手が少ない
が理由です。
コストと手間をかけずにそこまでかけずに導入することができます。
次に作業内容で選ぶ
作業内容で何を決めるかというと、机の広さを決めます。
- PC作業のみ→狭い天板でも大丈夫
- PC作業以外の作業も同時に行う→広い天板
です。
作業時間でスタンディングデスクのタイプを決めて、作業内容で机の広さなどの作業性を決めるという流れで選びスタンディングデスクを絞り込むのがよいと思います。
狭い天板、広い天板とは?
広い天板、狭い天板だとどのくらいの広さなのとなってしまうので、広さの定義を考えてみました。
広い天板
幅120〜140cm、奥行き60〜70cmもあれば、自宅の机として広い部類だと思います。
このサイズを超えるスタンディングデスクは、自宅用ではなくオフィスデスクとして位置付けされるようなものが多い印象です。
自宅で使っているニトリのスタンディングデスクは、幅120cm、奥行き60cmですが、ノートパソコンを広げてもスペースに余裕があります。
狭い天板
卓上タイプの天板は小さいものが多いですが、ざっくり幅55〜70cm、奥行き40〜50cmの範囲内のものが多いです。
ちなみにサイズ感はこんな感じでした。
幅が70cm、奥行きに50cmもあれば、iMacのような一体型のデスクトップでも置けるスペースじゃないでしょうか。
ただやはりサイズ的にはノート書いたり、読書したりと他の作業をするにはいったんPCは退けないとならないですね。
まとめ
以上が、ぼくの考えてみたスタンディングデスクの選び方でした。
まとめ
- 作業時間から高さ固定か昇降式かを決める
- 作業内容から机の広さを決める
もちろん必ずこの流れが絶対というわけではありませんが、スタンディングデスクを選ぶ際の目安になってもらえたら幸いです。